不自然な要求仕様

長らく今の本業を続けておりますが、時々「えっ!これでイイの?」と言いたくなるような要求仕様に出くわします。
例えば「数値」や「日付」を数字で表すのでは無く、アルファベットに置き換えてくださいという類の仕様です。
0→A,1→B,…といったような単純置き換えなら、何も悩まずに済むのですが・・・

不自然な要求仕様(その1)
2000年→A,2001年→B,…という風に置き換えてください。
じゃぁ2026年以降は考えなくてイイの?

不自然な要求仕様(その2)
A,B,…,Z,AA,AB,…,SZ,AAA,AAB,..という風に26進数に置き換えてください。
アナタ26進数を理解してます?何でSZ→AAAに桁上がりするの?

これらは実際に有った、ホンの一例なんですけど、
実は、今もこのような類の要求仕様で頭を悩ませております。
まぁ企業の中には、色んな事を考える人がいるものだと感心する今日この頃です。

コメント / トラックバック 2 件

  1. goya より:

    その企業が前から所有していた
    紙ベースの書類書式に合わせるために、
    新規の電子データ 「を」
    旧来の書式 「に」 揃えさせたのかも。

    第三者を納得させられる、明確な理由を
    提示してほしいですよね。

    例:Q.何故、時刻表は今も紙で発行されているのか?
    A.電子化しようとしたが、入力する速度が変更していく速度に
    追いつかないから(熟練した人が複数で行ったとしても)
    スキャンすれば?との意見には、
    「数字ミスが1字たりとも許されないため、その校正にかかる手間を考慮すると
     スキャンは有効な手段ではない」
    ということで却下、だそうです。
    (ある日のフジTV:トクダネより)

  2. ミニー より:

    goyaさん
    旧来の方式(元々人手で行っていた作業段取りのようなもの)を、
    無理矢理に電子化するような要求って多いですよ。

    今回も計算で求めるのは諦めて、膨大なテーブル変換方式にしました(泣)
    専門用語で言えば「トレーサビリティ」という分野です。