フォントのカスタマイズ

Palm Pre には日本語フォントが最初から入っており、デフォルトの状態でも日本語が表示出来ます。
ただし、中国や台湾のフォントも混じっており、日本語としては、かなり不自然な字体になります。

今回は、この問題を回避する方法や、自分好みのフォントに入れ替える方法をレポートいたします。

■中国や台湾のフォントを無効にしよう

まず、Palm Preのフォントデータは以下のフォルダに存在します

/usr/share/fonts

このフォルダには沢山のフォントファイル(TrueType)が入っておりますが、
この中で、中国や台湾のフォントと思われるものが2つ有ります、
今回は、これらのファイルの拡張子を変更する方法で、無効にしてみました。

(手順)

uming.ttc → uming.xxc にリネームしました
batang.ttf → batang.xxf にリネームしました

リネーム後、本体を再起動する事で、自然な字体(VLゴシック)で日本語が表示されるようになります。

☆作業前(デフォルト状態)

browser_2009-18-10_142054

☆作業後

browser_2009-18-10_141135

■自分好みのフォントに入れ替えてみよう

例として、ボクのNokia E51で使わせてもらっている、フリーフォントに入れ替えてみます。

M+1P+IPAG-circle.ttf
http://mix-mplus-ipa.sourceforge.jp/preview.html

このフォントの特長は、全角ひらがなとカタカナで半濁点が強調された字体で、
特に小さいポイントで見た時の認識性が良くて、ボクのお気に入りのフォントです。

(手順)

まず、Palm Pre 標準のVLゴシックフォントを無効にします。

VL-PGothic-Regular.ttf → VL-PGothic-Regular.xxf にリネームしました

次に、M+1P+IPAG-circle.ttf のファイル名を VL-PGothic-Regular.ttf にリネームしたファイルを、/usr/share/fonts へコピーします。

本体を再起動する事で、自分好みのフォントで表示されるようになります。

☆作業後

browser_2009-18-10_144254

違いがちょっと判りずらいかも知れません、
タッチパネルの「パ」とか、ポイントの「ポ」とかに注目してください。

コメント / トラックバック 7 件

  1. nabehisa より:

    久々に”わくわく”しながら、更新を拝見しておりますm(_ _)m

  2. ミニー より:

    nabehisaさん

    モバイル界のカリスマ先生にそう言って頂けると・・・
    言わなくてもご存知の通り、間もなく3G版発売です(+_+;;)\バキ!!

  3. nowarl より:

    おぉ!いよいよWebOSが使えるかもしれない感じですね。
    まだいろいろと困難は多いでしょうが、更新楽しみにしてます。

  4. [...] Palm界の魔術師ミニーさんの「ミニーの独り言 (´○`)はぁ~」で、Pre日本語化が着々と進んでいます。 [...]

  5. ミニー より:

    nowarlさん

    何とかwebOSを日本で使えるようにしたいですね、
    もちろん、ボク1人では到底無理なので仲間が欲しいです(^^)

  6. MA-CY より:

    これは!!
    どこからどう見ても、完全日本語版ですね。内部的にはIMEを除いて日本語への
    対応準備はばっちり、ということでしょうか。
    早く日本で正式発売してくれませんかねぇ。

  7. ミニー より:

    MA-CYさん

    対応準備バッチリなら良いですけど、
    まだ、各アプリ個々の問題点が結構有ります。
    Classic環境も、使う程に荒が見えて来ましたし・・・、
    手を入れる部分が、ホント沢山ありますね。