2012年の総括(その3)

大晦日です、こんな個人的な事をblogに書いても仕方ないのですが、
今年はボクにとって2つの不幸が続いた年でした。

最初の不幸は今年の1月始め、突然、実家から電話があり、親父が風呂場で倒れて救急車で運ばれたとの連絡、慌てて病院に駆けつけてみると、ICUのベッドの上で、親父は色々な器具を付けられて意識不明の状態でした。
声を出して呼びかけても、体に触れても、まったく反応が無い、そんな状態が3週間も続いたでしょうか、
残念ながら、そのまま意識が戻る事は無く、1月の終わりごろ息を引き取りました。

そして次の不幸は今年の夏、娘のミニーの急死、ミニーは生後15年8ヶ月の老犬でした、
4月の血液検査では腎臓の数値が少し悪いと言われ、気を付けておりましたが、8月18日ごろから、今まで聞いたことが無い咳をするようになり、慌てて病院で診てもらいました。
でも、もうその時は手遅れでした、腎臓の数値は人間なら人工透析が必要な程悪化しておりました。
それでもボクたちは治るものと固く信じ、交代で看病しましたが、残念ながら8月22日、午前10時10分、
ボクたち2人に見とられながら、ミニーは静かに息を引き取りました。

※父親が亡くなった日時は曖昧なのに、犬の臨終は時間まで正確に覚えてるのかゴラァ!と言われそうですが、犬とはいえ娘ですから、そんなもんですよ(^^)

まぁ、そんな不幸が続いた年でした。
ぽっかり空いた心の隙間が塞がるには、まだまだ時間が掛かると思います。

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昨日やっとミニーの仏壇が出来ました、あの日以来、お水とご飯、そして花を絶やさぬようにしております。

布施置きて 吾は祈ひ祷む欺かず 直に率行きて 天道知らしめ

もう昔の話ですが、ミニーと一緒に暮らし始めた当時、ボクの家に親父がひょこり遊びに来た事がありました。
ボクが親父に「家族が一人増えたよ」と言ったところ、親父が妙に嬉しそうな顔をしたので、「違う違う、この子だよ」とミニーを見せました、その時の親父のガッカリした顔、今でもハッキリ覚えています。

さて、本年も「ミニーの資料室」「ミニーの独り言」をご覧頂きまして、誠にありがとうございました。
皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。

来年につづく

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