TECSUN PL-680(その7)

人の運命とは、ほんとに些細な偶然により、大きく変わって行くものだと思います。

いま自分がこうして暮らしている事、こんな仕事をしている事、こうやって趣味でラジオの評価を書いている事、これらはすべて偶然の積み重ねであります。

さて、PL-680を入手して暫く使いました、今夜はいよいよ総合評価を書きます。

■ユーザビリティのレポはどうした?
今回はユーザビリティのレポは省略します、だってこのマシンPL-660と何から何まで同じなんです。
既にPL-660をお持ちの方でしたら、何も説明書を見ずに操作する事が可能です。

唯一変わったところといえば、ありがた迷惑な、局メモリのソート機能が追加されたぐらいでしょうか。

あと、隠し機能についても一通りトライしてみましたが、穴は無い模様です、ファームウェアはきっちり作ってるんですね、何だか少し腹が立ちます(^^)

「中波で外部アンテナを使いたい」という要望を良く聞きますが、PL-660と同様に、本機でも無理だと思います。

■エアバンドのレポは?
PL-680のエアバンドはホントにおまけです、くれぐれもこれを目当てに購入されないようにご注意ください、
スキャンも出来ない、スケルチも無い、本機はとてもエアバンドを楽しめるラジオではありません。

■総合評価
最後に、このラジオの良いところ/悪いところを以下にまとめます
既にレポさせて頂いた事のまとめになりますが、

【良いところ】
(1)強化された同期検波機能
(2)ナチュラルミュートによる短波受信性能の向上
(3)FMバンド受信性能の向上(外部アンテナ使用時)
(4)旧作PL-660のユーザビリティを継承

【悪いところ】
(1)中波960KHzあたりに出るスプリアス
(2)AGCダイナミックレンジが狭く、音が飽和しやすい

PL-680をポチる際、既にPL-660を所持していたボクとしては少し迷いました。
それは、同じようなマシンが2台有っても仕方ないなぁ…という考えからです、
でも今は、ポチって良かったなぁと思っています。

総合的に見てPL-680は良いラジオだと思います

ラジオに厳しいオッサンの、この口が「良いラジオだ」と申しております ←ほほぅ(笑)

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誠に地味な改良では有りますが、旧作PL-660と比較すると確実に性能向上を体感できるマシンです。

普通の方にしてみれば、取るに足らない些細な改良かも知れません、しかしながら、熱いマニアにとっては大きな改良だと言えるでしょう。

皆さん、今回もご清聴誠にありがとうございました。m(_ _)m

コメント / トラックバック 2 件

  1. とんぼ より:

    ミニーさん、始めまして。
    私も、PL-680を所有する者の1人です。
    今回のレポート、大変興味深く拝見しました。
    私も購入して良かったと思う1人でございます。
    これからもよろしくお願いします。

  2. ミニー より:

    とんぼさん

    はじめまして、こんばんわ
    同じくPL-680をお使いとのこと、面白いですねこのラジオは、
    ツマミが沢山付いた、昔のラジオを弄るような楽しさを感じるのですが、
    何でしょうこの感覚は。。。

    こちらこそ、宜しくお願いします