約1ヶ月に渡る解析の結果、webOS を日本語版にする手法が確立できました。
あと足りないものと言えばIME(かな漢字変換)です。
ボクのblogではすでに「webOSで日本語入力成功!(暫定版)」という記事で紹介した方法が有りますが、あくまでもコレはオンライン前提のIMEであり、ホントに暫定的な方法に過ぎません。
どのOSでも似たり寄ったりだと思いますが、IMEを使えるようにする為の方法として、以下の3つのレベルが有ると考えます。
(レベル1) webベースのIME → オンライン+コピペ前提
(レベル2) アプリベースのIME → コピペ前提
(レベル3) OS常駐ベースのIME → おおよそ世間一般のIME
最終的な目標は、レベル3のIMEである事は言うまでもありません。
しかしながら、現在のwebOSでは、これを実現する為に必要な技術情報が、まだ公開されておりませんので、実現出来るとしても、まだまだ先の話になるでしょう。
今の段階では、我々一般ユーザが手の届くのは、せいぜいレベル2までと考えております。
さてボクの方はと言いますと、先週の事なんですが、ひらぱーさんより中華IMEをご紹介頂きまして、結構これにハマっております。
このIMEは、上の分類で言うと「レベル2」になります。
以下はこのアプリの画面です。
中国語の文字が所々化けており、少々お見苦しくなっておりますが、アルファベットを入力すると画面下に候補が表示され、数字キーで指定して確定します。
候補も中国語なのでボクにもサッパリ判りませんが、おおよそ良く見かける、IMEのユーザインターフェイス要件は満たしているようです。
もちろんこのIMEアプリもJavaScriptで書かれておりまして、ソース丸見え、ヤル気次第ですが改造は可能です。
このアプリを日本語用のIMEに改造出来たら良いですね。
で終わらない事は、ボクのページをご覧くださる皆さん、良くご存知のこと。
その昔、「CJKOS」というIME変換を使ったような記憶があります。
そんなイメージでしょうか?
ミニーさんの進捗をいつも楽しみにしています。
技術的にはわかりませんが、classicのIMEで入力して、webOSネイティブにもってくる、、とかはどうなんでしょうか?
磐梯山さん
CJKOSのIMEって確かピンインだったと思います。
「ピンインって何?」って聞かれても、ボクには答えられません(←中国語の知識ゼロらしい)
動作的には、アルファベット→漢字へ直接変換するイメージです。
Kenkyoroさん
その方法も考えてみましたが、
(1)文字コードが異なる(classicはShiftJIS、webOSはユニコード)
(2)クリップボードが別なので、どうやって受け渡しするか
という問題が有り、こちらも単純には行かないんです。