45年の歳月を超えたボクの感動の物語、良かったら聞いてください。
先日、遅い夏休みを取り、フロリダ州オーランドへ遊びに行きました。
その時に「ケネディ宇宙センター」を見学しました、そのお話です。
物語は今を去ること45年前に始まります。
「こんにちは~こんにちは~世界の国から~♪」
亡き三波春夫さんの曲がヒットした昭和45年(西暦1970年)、忘れもしない大阪万博が開催された年であります。
当時の日本は高度成長時代、少し頑張れば憧れの欧米家庭のように、カラーTV、エアコン、冷蔵庫、洗濯機など買えて、小さな夢がひとつひとつ叶えられる、そんな時代、老人から若者に至るまで、みんな笑顔でした。
丁度この前年の1969年、アポロ11号が月の「静かの海」に着陸成功、人類初の月着陸が達成されました。
この月着陸については陰謀説が有るみたいで、「実際は月に行っていないのでは…」とのたまう人が少なからずおられるようですが、ボクはそのような方に言いたい、
「断じて陰謀では無いですよ、人類は確かに月に行きました、これは真実です、だってボクがこの目でTVの生中継を見てたんですもの」
さて話が脱線しましたが、大阪万博に話を戻しましょう。
ボクは生まれも育ちも大阪なので、万博会場には半年の開催期間中、数え切れないぐらいの回数行きました。
当時大人気だったのは、何と言ってもアメリカ館です、アポロ11号のレプリカや「月の石」が展示されていたからです。
もちろん、アメリカ館に入ろうと思ったら長蛇の列、2時間待ち、3時間待ちは当たり前という盛況ぶりでした。
当時、小学生だったボクは、そこで「月の石」を見ました、後ろからどんどん人が来るので、ゆっくり見る事はできませんでしたが、
ガラスケースの中で、まるで宝石のように展示された「月の石」に魅了されたのを、今でもハッキリ覚えています。
「月の石」の展示の様子、後ろに月着陸船もチラっと見えます
毎日新聞さんから引用させてもらいます
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そして45年の長い長い歳月が流れました。
いつかは行ってみたいと思っていた「ケネディ宇宙センター」に、この歳になって、やっと行く事ができたのです。
ビジターセンターのゲートです
中に入ると歴代ロケットがお出迎え
スペースシャトルを打ち上げたロケットブースター、でかい!
任務を終えたアトランティス号(本物)かんげき!
横たわるサターン5型ロケット、圧倒されそうな迫力
このロケットでアポロが打ち上げられました
月着陸船、お懐かしや~
これが、この物語のメインイベントになります、
45年の歳月を超えて、ボクの指が「月の石」に触った感激の瞬間です。
感激!およょ。。。(T T)
別角度からの写真です。
この感激の瞬間はTwitterで全世界へ生中継されました。
日本は夜中でしたけどね(笑)
考えてみれば、地球の裏側で起こった事を、インターネットで瞬時に伝えることが可能になったこの時代、つくづく時の流れを感じてしまいます。
以上、45年の歳月を超えて叶った、ボクの小さな夢の物語、如何でしたか?
皆さん、人生は喜怒哀楽です、長生きしてればきっとイイ事が有ります、小さな夢なら幾つでも叶います、笑って暮らしましょう、この日本でね。