メーリングリストで大騒動を巻き起こしていた問題が、どうやら解決の方向へ向かっている模様です。
事の発端は、先月より先行販売をしていたebayのAnon-coショップと、米アマゾンのKaito Electronicsショップで、送られてきたPL-880のバージョンが異なっていた事。
Anon-coが販売したバージョンは最新の8820でしたが、Kaito Electronicsのバージョンは古い8819でした。
古い8819には、ミュート閾値の調整不能など、致命的なバグが存在しており、同店から購入し8819を掴まされた顧客は、当然のごとく不満タラタラ、メーリングリストも本話題で埋め尽くされました。
ところが、やっと販売店のKaito Electronicsが、顧客からのクレーム対応を始めたようです。
本日のThe SWLing Postの記事によると、販売店自身でファームウェアのアップディトを行っているとの事、
これは恐らく、販売店が直接メーカーのTECSUN側から、書き込み用治具の提供を得て、実施されていると推測されます。
記事によるとこの治具は、銀色の金属製小箱で、ケーブルが付いており、それをラジオのフェイスプレートを取り外した、液晶近くのコネクタに差し込み、小箱のボタンを押したとあります。
TECSUNのラジオは「ファームウェアは固定でアップディト不可能」というのが、今までの常識でしたが、今回の騒動で、ファームウェアを書き換えられる、そのような治具が存在していた事実が明るみになった訳です。
治具も製品にして売れば良いのに、或いは、最初からオマケで付けるとかねぇ、皆さんそう思いませんか?