New Eton Satellit (その2)

音悪い!、了解度悪い!、操作性悪い!、あ~スッキリした(^^)
それでは New Eton Satellitのレポ(その2)を書きますね。

★前作Grundig G3
勝手にGrundig G3を前作と決めつけてますが、本機とG3の仕様は悉く類似しているどころか、フロントパネルのボタン配置も同じです、
ほぼ間違い無く本機のOEM元は DEGEN と考えられます。
後継機としてリリースした以上、以前よりも良くなってないとお話になりません、世の中とはそういうものです。

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★音質
前作G3の音質は、言葉で表現すればシャリシャリで高音過ぎ、暫く聞いていると頭が痛くなるような、とても長くは聞いてられない酷い音質でした。
※この問題は、DE-1103で行ったような音質改善の改造で、やっと普通の音にしました。

本機の音質はG3程醜くありませんが、お世辞にも良い音質とは思えません。何と表現すれば良いか…、何となくザラザラした音なんですよね。
FMではさほど気が付きませんが、中波や短波を聞くと、明らかに高音部が歪んでいるような音がしています。
※おそらく本機も後日、開腹して改造する事になるんでしょうね。

短波を比較リスニング中、本機で聞いた時に「やけにノイズが多いな…」と感ずる場面がありました。
ノイズじゃなくて高音歪みだったかも知れませんが、これは、もう少し使い込まないと結論出せません。
以下の動画は、本日のKBS受信状況です。

★音量調整
前作G3の音量調整は、上下ボタンでデジタル的調整、これはこれで良いのですが、自分好みの微妙な音量にピタリと合わない時が有り、ちょっと不満でした。
それに比べ、本機では昔ながらのアナログボリュームに変更されています、長く使うとガリってくるでしょうが、ボクはこちらの方が好きです。

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★音質調整(カタログに偽り有り)
カタログの誤植じゃ済まない問題だと思うのですが、ボクはちゃんと見てますよ。
問題はカタログの FEATURES の部分、

・Electronic/volume/treble/bass control

ここにはハッキリと「電子的な音量/高音/低音のコントロール」と書かれてますよね、
ところが実機ではこの機能が無いんですよ、特に高音/低音のコントロールは、ボクも楽しみにしていた機能だけに少し腹立たしいです(怒)

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さて、今回のレポは「音」に関する事ばかりになりましたが、ボクは「音」がラジオで一番大事な要素だと考えます。
こうやって何台も何台もラジオを買い続けるのは、FMにせよ、中波にせよ、短波にせよ、
自分にとって一番心地良い音でラジオを聞きたい、という願望が根底に有るんです。

つづく

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