先日入手しました第7世代nanoについて、軽くレビューいたします。
どちらかと言うとリンゴ嫌いのボクですが、iPodだけは古くから愛用しており、我が家では新旧世代おりまぜて何台か稼働中です。
その中でもnanoの魅力は、何と言っても、音楽を聴く為の必要十分な機能、そしてコンパクト性に尽きます。
■第6世代との比較
ひとつ前の世代と比較して、第7世代の特徴は「まともな筐体サイズに戻った」と言えます。
第6世代のnanoはボク的に、あまりにも小さ過ぎました、shuffleなのかnanoなのか良くわからないサイズ、失くしてしまいそうでイマイチでした。
第7世代では丁度良いサイズになっており、液晶も大きくなり、動画再生機能も復活、何と言ってもこの世代からBluetoothがサポートされたのが
大きなポイントであります。
■ちょっと困った事
従来のDockコネクタが廃止され、Lightningという新規格のコネクタに変更になりました、
これにより従来のiPod周辺機が使えなくなります(この対策として変換コネクタを売ってるようですが)
我が家で日常使用しているものでは
・何本か有るシンク&充電グルグルケーブル
・ミニコンポ接続用のクレドール
・車載しているiPodに直結可能なカーコンポ
ざっと思いついただけでも、これだけ有りますね、頭が痛いです
■Bluetoothを試してみる
iPodの音楽をスピーカで聴きたい時、従来はクレドールを介してケーブルでコンポに繋いでおりました。
第7世代から、別途Bluetoothスピーカを用意すれば、ケーブルレスでスピーカを鳴らす事が可能になりました。
早速、職場のクリエィティブのスピーカとペアリングしてみました、このスピーカは値段の割にエエ音が鳴るんですよ(^^)
接続はnanoのメニューから[設定]-[Bluetooth]で簡単に行えます、nano側のボリュームボタンで音量調節も可能です、
nanoを手に持ったまま聴けるので凄く便利です。
■真ん中ボタン
第7世代nanoの音量調節は左側面の[+][-]ボタンで行いますが、この[+][-]ボタンの真ん中の部分も別ボタンになっていまして、
この真ん中ボタンの機能として
・シングルクリック
再生開始/停止のトグル動作
・ダブルクリック
次の曲へ(FMラジオの時は次のプリセット局へ)
・長押し
音声ガイダンス(アクセシビリティ)
画面offの状態でも、真ん中ボタンだけで以上の操作が可能です、これも便利ですね。
■Apple EarPods
第7世代nanoの附属品のイヤフォンです、あまり期待しておりませんでしたが、コレ結構良いです。
音の良し悪しの評価については、完全に個人の主観や思い込みの範疇になりますが、
ボクが日常使用しているaudio-technicaのイヤフォン(3千円クラス)と比較し、
低音域から高音域まで同等か、それ以上のクリアな音像が再現出来ていると思います。
また特筆すべきは、このApple EarPodsは効率がとても良いです、
効率が良いとは、簡単に言いますと、小さなボリュームで大きな音が出るイヤフォンという事です。
実際、ボリュームについては、いつも聴いているポジションより8段階小さくして、同じ音量で鳴りました、
これはバッテリ消費については、非常に有利な事で、エコなイヤフォンと言えると思います。
リンゴは、このイヤフォンの開発にいくらお金を掛けたのでしょうか(笑)