‘中華ラジオ’ カテゴリーのアーカイブ

PL-880の隠し機能(その2)

2013 年 12 月 7 日 土曜日

まだありました

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【デジタルノイズリダクション(DNR)】
長波、中波、短波受信時に「6」のキーを長押しすると、デジタルノイズリダクション(DNR)のON/OFFが出来ます。
ノイズが気になる場合、この機能をONにすると多少聞きやすくなります。

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【ファームウェアバージョンの確認】
ラジオの電源OFFの状態で「AM BW」のボタンを長押しすると、まず液晶テストモードになります(写真上)
この状態でもう一度「AM BW」のボタンを長押しすると、ファームウェアバージョンの確認ができます(写真下)
ボクのマシンは「8820」と表示されました。

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【FMラジオ AF GAIN 補正】
FMラジオを聞いている状態で「7」のキーを長押しすると、AF GAIN 補正値の調整が可能です
FINEチューニングのツマミで30~63の範囲で希望の値にセットします
デフォルトでは58になっていました、これはAMとFMを切り替えた時に、音量が極端に変わらないようにする補正機能だと思います。

PL-880の隠し機能

2013 年 12 月 6 日 金曜日

何か、色々有りますね

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【同期検波】
USB/NORM または LSB/NORMボタンの長押しで同期検波が有効になるようです。
この時、液晶にSYNCと表示され、FINEチューニングで10Hzステップで微調可能です。
この操作、マニュアルには記載されて無いようですが何故でしょうか?
SONYの同期検波と違い、音質は崩れますね。

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【FM復調時のデ・エンファシス時定数設定】
FMラジオを聞いている状態で「5」のキーを長押しすると
デ・エンファシス時定数設定が可能です、欧州50μS / 北米75μS のトグル設定、
日本のFMラジオは欧州規格ということですので、ここは50μSに設定します

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【時計の秒表示】
ラジオの電源OFFの状態で「8」のキーを長押しすると、時計が秒まで表示されるようになります

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【ミュート閾値の設定】
AMまたはSSB受信時に「9」のキーを長押しすると、ミュート閾値の設定が可能です
同調ツマミで0~40の範囲で、希望の閾値に設定できます

以上の情報ソースは The SWLing Post でした

TECSUN PL-880

2013 年 12 月 5 日 木曜日

タイミングが重なってしまいましたが
先行予約しておりましたTECSUN PL-880も香港から届きました

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製品パッケージと、おまけのACアダプタです

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パッケージの中身です、ラジオ本体は立派な皮ケースに入っていました

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皮ケースから出てきた本体です

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バッテリは充電式リチュームイオン(18650)でした

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大きさ比較、ちょっと大きめ

ちょっと使ってみた感じでは、結構良いラジオに仕上がっていますね
受信性能&音質も素晴らしいです、この辺り、もっと使い込んでからレポしたいと思います

PL-210のバグを応用した裏技

2013 年 7 月 27 日 土曜日

インターネット全盛の時代でありますが、未だに地上波のラジオが好きだという皆様、たいへん長らくお待たせしました。
世界初公開(たぶん)、中華ラジオPL-210のバグを応用した裏技を発表いたします。

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144MHz帯(アマ無線)のメインチャネルを受信してみる

裏技は以下の4つあります。

【1】299.99MHz ~ 90.00MHz を受信する(FM)

【2】1.50MHz ~ 75.99MHz を受信する(FM)

【3】中波で内蔵バーアンテナを無効にする(AM)

【4】短波で内蔵バーアンテナを有効にする(AM)

準備をしましょう

PL-210の局メモリは2種類ありまして、ひとつがバンドごとの登録メモリ、もうひとつがバンドに関わらず登録可能なページメモリです。
今回は後者のメモリを使用します、01~12のどのページを使っても構いませんので、以下の4つの周波数を登録してください。

メモリNo. バンド 周波数
01 LW 150KHz
02 MW 522KHz
03 SW 29999KHz
04 FM 76.00MHz

【1】299.99MHz ~ 90.00MHz を受信する(FM)

ボタン操作 説明
VF/VMボタンを押しVMモードにする
同調ツマミでメモリNo.04に合わせる
03と入力
FMボタンを押す

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FMで周波数は299.99MHzになります

同調ツマミは、299.99MHzから低い周波数方向へ回してください。
FMで聞こえる可能性が有るのは144MHz帯のアマ無線ぐらいかな、NFMなので聞き取りにくいカモ。

【2】1.50MHz ~ 75.99MHz を受信する(FM)

ボタン操作 説明
VF/VMボタンを押しVMモードにする
同調ツマミでメモリNo.04に合わせる
01と入力
FMボタンを押す

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FMで周波数は1.50MHzになります

同調ツマミは、1.50MHzから高い周波数方向へ回してください。
FMで聞こえる可能性が有るのは28M帯、50MHz帯のアマ無線、あと60MHz付近の防災無線とか・・・、何か聞こえたら教えてくださいね。

【3】中波で内蔵バーアンテナを無効にする(AM)

ボタン操作 説明
VF/VMボタンを押しVMモードにする
同調ツマミでメモリNo.03に合わせる
02と入力
SWのAまたはBボタンを押す

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SWで周波数は522KHzになります

同調ツマミは、522KHzから高い周波数方向へ回してください。
TECSUNのAN-200からのアンテナ線を、ワニグチでロットアンテナへ接続して確認しました、
確かに内蔵バーアンテナは無効になっているようです、つまり中波で外部アンテナが使用可能になるという事です。

【4】短波で内蔵バーアンテナを有効にする(AM)

ボタン操作 説明
VF/VMボタンを押しVMモードにする
同調ツマミでメモリNo.02に合わせる
03と入力
MW/LWボタンを押す

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MWで周波数は29999KHzになります

同調ツマミは、29999KHzから低い周波数方向へ回してください。
夜間ロッドアンテナを伸ばさずに、ラジオ短波(3925KHz)が聞こえました、感度は高くないです。
内蔵バーアンテナで、どこまで高い周波数が受信できるのか、遊んでみてください。