webOSのマシンを日本語化する為に。手を加えるところは「ロケール」「リージョン」「フォント」である事は、過去の解析により既に判明しております。
webOS 2.x.x を搭載した Pre2 でも、この手法はそのまま応用可能です。
■ ロケール
Pre2 でもおなじみの locale.txt を書き換えます。
テキストエディタで Japanese を追加し、書き戻す事で対処可能です。
Pre2 での、locale.txt の所在は以下の2か所です。
/etc/palm/locale.txt
/usr/lib/luna/customization/locale.txt
■ リージョン
こちらもおなじみの datetime_table.json を書き換えます。
ただ、Pre2で注意すべきは。mojo frameworks が、旧来の mojo と mojo2 の二つになりましたので、
それぞれのフォルダに対して、同じ作業が発生します。
(ひとつ目)
以下のフォルダを新規作成し、お隣の en_us フォルダから内容をコピー
/usr/palm/frameworks/mojo/submissions/363/resources/ja_jp
そして、このフォルダへ datetime_table.json を上書きします
(ふたつ目)
以下のフォルダを新規作成し、お隣の en フォルダから内容をコピー
/usr/palm/frameworks/mojo2/submissions/93/resources/ja
そして、このフォルダへ datetime_table.json を上書きします
リージョン追加で「年月日曜日」の書式になった様子
■ フォント
Pre2では、特にフォントを弄らなくても、日本語の表示は問題無いのですが、
良く見ると、日本語の書体としては不自然な文字が若干含まれています。
調査しましたところ、Pre2には全角文字を含むフォントファイルが、以下の4つ有りました。
この4つのフォントを比べてお判りの通り、Heisei Kaku Gothic が日本語として一番自然な書体であると判断しました。
実際の作業としては、この Heisei Kaku Gothic 以外のフォントを無効にしてみました。
フォントの所在
/usr/share/fonts
HeiS_nb.ttf → HeiS_nb.xxf にリネーム
HeiT_nb.ttf → HeiT_nb.xxf にリネーム
Dotum_nb.ttf → Dotum_nb.xxf にリネーム
まぁ、このフォントが一番自然かなぁ。。。
(おっと、言い忘れてましたが Pre2でMini’s IME 動作OKです)
以上の作業を自動化する為のスクリプトを近日中に公開します、
しばらくお待ちください。