被災地はいま

2013 年 7 月 2 日

皆さんお久しぶりです、このたびボクの本業である「指先の魔術師の興業」(←何やそれ、めちゃ怪しいw)で、岩手県宮古市に行ってきました。
お仕事とは言え、東北大震災以来、初めて被災地へ足を踏み入れる事になりました。
宮古は一番被害の大きかった、陸前高田や気仙沼より、少し北に位置するところです。

ボクが宿泊したホテルは駅前の中心部にあり、周囲の状況は「えっ、ここが被災地なの?」と思うぐらい、震災の傷跡がわからないぐらい普通の街並みでした。
ただ、そこから離れて海岸の近くまで行くと、景色は一変しました、地元の方から震災の時のお話をいろいろお聞きしました。
そんなわけで、ボクの下手な文章より写真をご覧ください

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堤防の上に登り、海を見る

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更地の中の、ずいぶんご立派な新築家

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仮設店舗で営業する、ほかほか弁当屋さん

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平和な日常の一コマ

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海岸道路沿いは更地が多かったです

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それと同時に新築ラッシュのようでした

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宮古市役所、市役所の定点カメラが捉えた、堤防を乗り越えて、どんどん船が流れてくる映像が良く知られている

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仮設住宅です

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津波に流された人家の跡、港周辺にはこんな更地が多い

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建て直された魚市場です

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港にオープンしたばかりの道の駅

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三陸鉄道の鉄橋、あの日流されたまま放置されていました

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浄土ヶ浜からの展望です
人間が作ったものは自然災害にはまったくの無力であり、いつかは壊れてしまいます、自然の風景はそれを教えてくれているような、そんな気がしました。

BBCを聞きたい

2013 年 2 月 18 日

残念ながら、BBCの日本語放送は無くなってしまったようです(←いつの話をしてるんだ)
英語でも良いから聞きたいなぁ、そんなわけで夕刻、9740KHzにダイヤルを合わせてみるおじさん。

中華品質ながらもなぜか受信性能が良いDE1103と、日本が誇る芸術品7600GRで聞き比べしてみるの。

あらら、最近はビッグベンの鐘の音は鳴らないの?それはさておき、
ふむぅ…信号弱いなぁ、ノイズが多くてさっぱり内容が聞き取れません、
昔はマレーシアだかシンガポールだかに中継局があって、ガツンと強力な信号だったんだけどなぁ…

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皆さんも聞いてみますか?DE1103ではこんな感じです
DE1103_BBC受信音
↑注意:音が出ますよ

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7600GRではこんな感じです、
7600GR_BBC受信音
↑注意:音が出ますよ

これだけノイズが多いと、どちらのマシンで聞いても変わりませんワナ。
※7600GRは同期検波ONで、耳障りなピー音が消えてるの判りますか?

まぁ室内アンテナだから仕方ないのかなぁ、若い頃のように大袈裟なことはしたくないしね(←大袈裟なことって何だ?)
あ~聞きたいなぁ、聞きたいなぁ。

じゃぁ最後の手段は tunein radio ですね。

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何の苦労も無くキレイな音で聞けますね、同じ番組を地上波から遅れること約30秒くらい、内容もバッチリです(^^)v

でも今の時代BCLをする意味って何なのでしょうかね、懐古趣味?それともロマン?、ふむぅ…
複雑な心境のおじさんがそこに居ました。

追伸:BBCを聞いてみたい方へ耳寄り情報
Andoroidのアプリ、tunein radio がお勧めだよ~
あと関西地区の方限定ですが、朝の FM COCOLO を聞いてみてください、BBCのニュースやってますよ~

おわり

ICF-SW7600GR

2013 年 2 月 9 日

昨年あたりから円高の関係もあって、安い中華ラジオを何台か入手し「安かろう悪かろう」とか馬鹿にしながらも、それはそれで楽しんでいるわけですが、
やはり Made in JAPAN のラジオが欲しくなりまして一念発起、SONY ICF-SW7600GR(並行輸入版)を入手しました、
購入にあたって、同じくSONYのアクティブアンテナAN-LP1も同時に購入しました。

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箱は想像したよりコンパクトでした、並行輸入版なのですべて英語表記のパッケージです

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中身はこんな感じ、付属品が色々同梱されています、後ろの丸いのがアクティブアンテナです、室内の窓ガラスなどにぶらさげて使用します

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本体はこんな感じ、コンパクトながらもずっしりとした筐体、細かい部分の仕上がりは、やはり日本の工業製品で芸術品とも言っても良いぐらいです、中華が逆立ちしても真似の出来ない日本の技を感じます

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こちらはアクティブアンテナのコントローラです、右下のダイヤルで受信するメータバンドを指定します、受信アンプが軽く入っているようです、コンパクトなアンテナの割りに高感度で満足のいくものです

そんな訳で、一流?の道具が揃いましたので、ほぼ40年前の学生の頃の気持ちに戻ってBCLを再開します。
今はインターネットの時代です、もう短波ラジオの時代ではありませんが、BCLという文化が化石になる前に、最後に一花咲かせたいです(^^)

DE1103故障修理

2013 年 1 月 26 日

手持ちの中華ラジオの中で、一番お気に入りの DEGEN DE1103 、まだ手に入れて3ヶ月程なのに早速故障してしまったようです。

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症状としては

(1) 本体でニッケル水素電池をフル充電出来なくなった(本体液晶のバッテリ残量計で見る限り)
(2) 別の充電器で満充電にしたニッケル水素電池を入れても、バッテリ残量計がフルにならない
(3) バッテリ運用時間が極端短くなった(3時間程度でバッテリ切れになる)

それで調べてみたところ、本体DCジャックが接触不良だったのと、その影響で保護ダイオード2D3が飛んでしまっていたようです、ふむぅ~。

(保守部品について)
早速保守パーツを探したところ、
まずDCジャックは、ホシデンHEC3600-016110で、これは大阪の千石電子で入手できました、
あとダイオード2D3は型番不明でしたので、一般的なIS1588を使うことにしました

(部品交換作業)
基板にキズを付けないように、ハンダ吸取機などを使い、慎重に不良部品をはずします。
コツとして、DCジャックのような部品は、ニッパでモールド部分を破壊しながら、ピンをひとつずつ抜いていけばキレイに除去できます。
ほら、こんな風にキレイに取れました

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最後に、手配した部品と交換します。
ほら、こんな感じで修理完了しましたよ(^^)

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以上の修理作業により、元通りDE1103が正常に動作するようになりました