2009 年 6 月 14 日 のアーカイブ

Palm Pre Sprint版用パッチ(その2)

2009 年 6 月 14 日 日曜日

よっしゃ!、ほぼドンピシャでした(^^)
アイルランド青年のblogのコメント欄に、彼自身の書き込みが有りました。

I have the setUpFirstUse() call setupSimulator() instead and set isDevice to true.

ボクが考えた通り、setUpFirstUse()関数にパッチ当てしたとの事、
ただボクと異なるのは、setUpFirstUse()からsetupSimulator()をcallしたとの事、
でも、これだとリセット時に、毎回language選択メニューが表示されるのでは?

彼のパッチをJavaScriptで書くと、こんな感じかな。

function setUpFirstUse() {
 setupSimulator();
 isDevice = true;
}

う~ん、やっぱり実機無しでは細かい部分の動作が見えないなぁ・・・
まぁ、所詮JavaScriptをひねるだけの話ですので、何とでもなります、勇者の皆様、未来は明るいですよ~。

 

追記:2009/06/15

【お知らせ】
パッチの結果は今週中には出る予定です、もうしばらくお待ちくださいね。
それから、早くも国内で「Jailbreaked」等と称して、Preを販売する業者が現れた模様です、このような極めて怪しい業者に騙されないようにお気を付けくださいね。

Palm Pre Sprint版用パッチ

2009 年 6 月 14 日 日曜日

Palm Pre Sprint版を日本で使用可能にする為の、パッチを考えてみました。
アイルランドの20歳の青年が考案したパッチは、おそらくこの様なパッチで有ったと考えます。
もちろん実機で検証した訳では有りませんので、机上の空論かも知れません。
それから今回のパッチにつきましては、ボクとしては一切の責任を負えませんので、その点もご了承願います。
日本の国益の為に人柱になっても良いという勇者がおられましたら、是非ご一読をお願い致します。

■準備をしましょう
Palm本家からwebOS Reset Doctorをダウンロードしてください
http://palm.cdnetworks.net/rom/pre_p100eww/webosdoctorp100ewwsprint.jar

ダウンロードしたファイルの拡張子jarをzipに変更すれば、Windowsで解凍出来ます。
解凍したファイルの中にwebOS.tarというファイルが含まれております、これが、わざとリークさせたと騒がれている、webOSのルートイメージです。

ルートイメージもtar32.dllを使用すれば、Windowsで解凍出来ます。
http://www.forest.impress.co.jp/lib/arc/archive/arcdll/tar32dll.html

■パッチを当てましょう
今回パッチ当てするファイルはapp-assistant.jsというJavaScriptです。
解凍したルートイメージの以下のフォルダ内に有ります。
\usr\palm\applications\com.palm.app.firstuse\app\controllers

パッチを当てるのはsetUpFirstUse()という関数です。

 

(オリジナルの状態)上から28行目あたり

function setUpFirstUse() {
Mojo.Log.info(”—————- setupFirstUse() ——————–”);
this.firstUseDepot = new Mojo.Depot(stateEngine, dbSetUpSuccess, dbSetupFailure);
isInitialized = true;
attemptCount = 0;
dbVersion = -1;
sessionStatus = ‘none’;

FirstUseUtil.loadValues();

isConnected = false;
// Subscribe to connection manager
conStatusRequest = AppAssistant.accountService.isConManUp(readConManStatus, errorConManStatus);
}

(パッチ後の状態)コメントアウト3ヶ所と2行追加

function setUpFirstUse() {
Mojo.Log.info(”—————- setupFirstUse() ——————–”);
this.firstUseDepot = new Mojo.Depot(stateEngine, dbSetUpSuccess, dbSetupFailure);
isInitialized = true;
attemptCount = 0;
dbVersion = -1;
sessionStatus = ‘none’;

// FirstUseUtil.loadValues();

// isConnected = false;
// Subscribe to connection manager
// conStatusRequest = AppAssistant.accountService.isConManUp(readConManStatus, errorConManStatus);
saveCurrentState(”done”);
tokenMethod = setTimeout(checkTokenState, 500);
}
 

■ROM焼きします
webOS Reset Doctorの使用方法自体は、Palm本家やPreCentral等のページで、ご自分で調べてみてください。
ちなみにアイルランドの青年は、USB経由でROM焼きしたようです。

 ■最後に
本パッチにより「アクティべーション」と「Palm Profile」画面がバイパスされ、Sprintネットワーク圏外の日本国内でも、Preが使用出来るようになるのではと考えております。