2009 年 6 月 20 日 のアーカイブ

Palm Pre Sprint版用パッチ(経過まとめ)

2009 年 6 月 20 日 土曜日

今回の一連の作業内容について、一部誤解・誤報が有るようですので、補足説明いたします。

・まず、ボクの都合で作業を関野さんにお願いしたのは、前出の通りです。

・6/16(火曜日)に関野さん宅へ実機到着、作業着手。

・この時点で、作業はJavaScriptを書き換えるだけの単純作業では済まず、ROM焼きする為のjarの再構築作業の方が難題、という事が判明しました。

・jarの再構築作業には、以下2点の困難な問題が有りました。

(1)md5を修正しTARアーカイブに戻す
(2)jarにまとめる際のマニュフェストをどうするか

・6/17(水曜日)の夜の時点で上記(1)の問題は解決し、ROM焼きトライしましたが、エラーで全く焼けず。

・6/18(木曜日)のお昼に、そのものズバリの情報がpre dev wikiに掲載されたのを発見、関野さんに即連絡。
http://predev.wikidot.com/bypassing-activation

・6/18(木曜日)の夜に、上記wikiの情報を参考にROM焼きトライし、成功したように見えたが、リセットしてもpalmロゴのまま進まなくなった。(→ひょっとしてPre死んだの?事件発生)

・瀕死の状態でも、オリジナルのwebOS Reset Doctorで元に戻せる事がわかり一安心。

・そして、6/19(金曜日)の夜、正確には本日の夜中、見事パッチ当て成功となる。

以上のような経過でした。

従いまして「ボクが考えたパッチを→関野さんが作業した」という図式では有りません。

JavaScriptをひねる件についても、ボクが示した setUpFirstUse() 関数だけでは足らず、これ以外にaccount-service.jsとfirstuse-util.jsの修正も必要だった事が、pre dev wikiの情報で明らかになっております。

関野さんがご自身のBBSで「僕が探し出した方法ではなく、ただ実践しただけの記録です」と仰っておられるのは、このような経過が有ったからです。

あくまでも、このパッチを考案したのはアイルランドの青年であり、pre dev wikiに詳細が掲載されるまで、日本のマニアなおじさん2人が振り回されただけの事だったのです。

Palm Pre Sprint版用パッチ(続報)

2009 年 6 月 20 日 土曜日

早速、パッチ当ての手順が関野さんのBBSに掲載されています。
ただ、かなりのスキルをお持ちで無いと、この手順を見ただけで作業出来る方は少ないと思います。

誰でもパッチ当てが出来るように、例えば以下に有るようなツールで、差分ファイルだけを公開するという案を考えてみました。
WDiff
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se057654.html
この案ですと

(1)Palm本家からwebOS Reset Doctorをダウンロード

(2)ダウンロードしたwebosdoctorp100ewwsprint.jarを差分ツールでパッチ当て

(3)それをROM焼き

(4) (゜Д゜)ウマー

という事になり、手順がかなり簡略化出来ると思います。
ただ今、関野さんに交渉中です、しばらくお待ちを。

Palm Pre Sprint版用パッチ(結果報告)

2009 年 6 月 20 日 土曜日

実はボクの本業の都合で、今週は週末まで作業をする時間が取れそうも無かったので、パッチ当て作業の実施を(T-Pilot)関野さんにお願いしておりました。
そして、たった今です『無事成功した』と関野さんから第一報を頂きました。
いやぁ~、ホントにお疲れ様でした、感謝感激です m(_ _)m

それでは皆様、どうぞご覧ください。
webOSという新しいトレンドが、たった今、日本の地に上陸いたしました。

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