2010 年 3 月 のアーカイブ

Mini’s Japanese Quick Setup V1.20

2010 年 3 月 3 日 水曜日

お待たせしました、webOS 1.4.0 に対応した Mini’s Japanese Quick Setup をリリースします。
本バージョンでは1.4.0 から変更された内部仕様に対応いたしました。

◆内部仕様の変更点(その1)
1.4.0 ではリージョンデータのフォルダ(ja_jp)の中に4つのファイルが追加されました。
合計11個のファイルが無いとブート時に不具合が発生いたしましたので、これを修正いたしました。

※今回増えたファイルは下4つ
datetime_table.json
alternatechars_fulltable.json
alternatechars_fulltable_azerty.json
alternatechars_fulltable_qwertz.json
alternatechars_table.json
alternatechars_table_azerty.json
alternatechars_table_qwertz.json
alternatechars_fulltable_azerty_accented.json
alternatechars_fulltable_qwertz_accented.json
alternatechars_table_azerty_accented.json
alternatechars_table_qwertz_accented.json

◆内部仕様の変更点(その2)
日本語のdatetime_table.json には漢字が入っておりますので、当然ファイルのエンコードはutf8となり、先頭にBOM付きのファイルを使用しておりましたが、1.4.0 ではこれが原因でブート時に不具合が発生するようになりましたので、先頭のBOMを除去いたしました。

image11

◆過去の参考記事
本スクリプトの使用方法につきましては以前と変わり有りません、以下の記事をご参照ください。

Mini’s Japanese Quick Setup

前記事のコメントで、そのものズバリの情報を頂きました、まつもとさんに厚くお礼申し上げます。

webOS1.4.0

2010 年 3 月 1 日 月曜日

昨日webOS1.4.0がリリースされた模様で、TomyJrさんより報告を頂きました、
Mini’s Japanese Quick Setupで不具合が出ているようです、今晩にでも調べてみますので、しばらくお待ちください。

【続報です】
webOS1.4.0 (正確には1.3.5.2以降)では locale.txt は以下の2つのフォルダに存在します。

/usr/lib/luna/customization/locale.txt
/etc/palm/locale.txt

前者が元から有ったもの、後者が後から追加されたものであり、中身の書式も若干異なっております。
おそらく1.3.5.2以降は、後者の locale.txt が有効になっていると思われます。

問題は1.4.0において、後者の locale.txt を Japaneseを追加したものに書き換えると、TomyJrさんの報告通り、無限リブートになりました、従来の手法が使えなくなった模様です。

ただtwitterでは、1.4.0でも上手く日本語化出来た方もおられるようで、今のところ情報が交錯しております。
引き続き調査をしてみますが、問題解決には少し時間が掛かりそうです。
そのような訳で、Mini’s Japanese Quick Setup の公開を一時停止いたします。