2011 年 2 月 のアーカイブ

Mini’s Japanese Quick Setup Ⅱ

2011 年 2 月 27 日 日曜日

前回の記事でお知らせしました通り、webOS 2.x.x を搭載した Pre2 の日本語化作業を自動化するスクリプトを公開いたします。
検証を行ったマシンはアンロック版(P102UEU)のPre2です、これ以外のキャリア版Pre2でも大丈夫だと思いますが、不具合など出ましたらお知らせください。

◆ スクリプトの使い方

(1)novaterm のプロンプトから、以下の呪文を入力してください。

cd tmp
wget http://mini.x0.com/webos/japanese2.sh
sh japanese2.sh

(2)後は自動で日本語環境を構築してくれます(あっと言う間に終わります)
構築が終わりましたら、マシンをリブートして完了です。

◆ スクリプトの処理内容

ひとつ前の記事に書きました通り、以下の3つの作業をしています。

・ロケール
日本語を追加した locale.txt を所定のフォルダへ上書きコピーします

・リージョン
mojoとmojo2両方のフレームワークに日本語リソースフォルダを作り、そこへ datetime_table.json をコピーします。

・フォント
Heisei Kaku Gothic のみ残し、それ以外の3つのファイルを無効化します

◆ スクリプト実行時の様子

mjqs2

ご注意

◆ 中国語ロケールについて
Pre2には、中国語IMEが標準搭載されているという情報を聞き「それなら、お国の為にゴニョゴニョしなくちゃ」と考えまして、ついでに中国語ロケールも追加してみましたが、残念ながらボクのPre2には、お目当てのIMEが搭載されていない模様です。
※中国語IME搭載は、今後発売予定のチャイナテレコム版から?

mjqs21

◆ 旧 webOS 1.x.x 搭載マシンの方
ここで公開しましたスクリプトは webOS 2.x.x 専用です。旧 webOS 1.x.x 搭載マシンの方は、以前のスクリプトをお使いください
Mini’s Japanese Quick Setup V1.20

日本語化の検証中です

2011 年 2 月 19 日 土曜日

webOSのマシンを日本語化する為に。手を加えるところは「ロケール」「リージョン」「フォント」である事は、過去の解析により既に判明しております。
webOS 2.x.x を搭載した Pre2 でも、この手法はそのまま応用可能です。

■ ロケール
Pre2 でもおなじみの locale.txt を書き換えます。
テキストエディタで Japanese を追加し、書き戻す事で対処可能です。
Pre2 での、locale.txt の所在は以下の2か所です。

/etc/palm/locale.txt
/usr/lib/luna/customization/locale.txt

pre2jp2

■ リージョン
こちらもおなじみの datetime_table.json を書き換えます。
ただ、Pre2で注意すべきは。mojo frameworks が、旧来の mojo と mojo2 の二つになりましたので、
それぞれのフォルダに対して、同じ作業が発生します。

(ひとつ目)
以下のフォルダを新規作成し、お隣の en_us フォルダから内容をコピー
/usr/palm/frameworks/mojo/submissions/363/resources/ja_jp
そして、このフォルダへ datetime_table.json を上書きします

(ふたつ目)
以下のフォルダを新規作成し、お隣の en フォルダから内容をコピー
/usr/palm/frameworks/mojo2/submissions/93/resources/ja
そして、このフォルダへ datetime_table.json を上書きします

リージョン追加で「年月日曜日」の書式になった様子

pre2jp3

■ フォント
Pre2では、特にフォントを弄らなくても、日本語の表示は問題無いのですが、
良く見ると、日本語の書体としては不自然な文字が若干含まれています。

調査しましたところ、Pre2には全角文字を含むフォントファイルが、以下の4つ有りました。

pre2jp11

この4つのフォントを比べてお判りの通り、Heisei Kaku Gothic が日本語として一番自然な書体であると判断しました。
実際の作業としては、この Heisei Kaku Gothic 以外のフォントを無効にしてみました。

フォントの所在
/usr/share/fonts

HeiS_nb.ttf → HeiS_nb.xxf にリネーム
HeiT_nb.ttf → HeiT_nb.xxf にリネーム
Dotum_nb.ttf → Dotum_nb.xxf にリネーム

まぁ、このフォントが一番自然かなぁ。。。
(おっと、言い忘れてましたが Pre2でMini’s IME 動作OKです)

pre2jp4

以上の作業を自動化する為のスクリプトを近日中に公開します、
しばらくお待ちください。

Pre2のバイパス方法

2011 年 2 月 18 日 金曜日

webOS 2.x.x では非常に簡単な操作でアクティベーションをバイパス出来るようになりました。
Pre2の電源を初めて入れた時、画面には「SIMを挿してください云々…(もちろん英語で)」と表示されますが、ここから構わずキーボードより「#*3386633#」と入力してCALLボタンを押してください。

ここで注意するのは赤矢印で示すキーを使わずに入力すること、
つまり「#*3386633#」→「BZTTCGGTTB」とキー入力します。

bypass1

bypass2

Developer Mode 設定画面になりますので、ここで Developer Mode を ON にしてください、マシンが再起動します

bypass3

再起動完了で、すぐ使用出来る状態になっちゃいます。

bypass4

以前と比べて随分楽になりましたね(^^)

(追記)2011.03.05
上記方法でバイパスしても、FirstUse で PalmProfile の登録が出来ませんので、PreCentralのフォーラムから all.patch をダウンロードしてWebOSQuickInstalで導入してください。
http://forums.precentral.net/webos-patches/269972-patch-enable-profile-creation-activation-bypassed-device-1-4-5-a-2.html

ポケゲさんところにも書いてますよ
http://pocketgames.jp/blog/?p=10167

おありがとうございます!

2011 年 2 月 17 日 木曜日

あら、海外から荷物が来てるわ、何でしょう?
pre2_1

中身はコレ、どこかで見たような箱…、あらら、コレはPre2じゃないの!
pre2_2

左から、金日成、正日、正恩…(+_+;;)\バキ!!
もとい、Pre, Pixi puls, Pre2と並べてみました
pre2_3

後継者から外れた正男との記念写真(だから、もーエエって)
pre2_4

というわけで、マシンは大阪のおじさんの所に、無事到着しましたよ(^^)/

hpさん、Thank you so much!

おありがとうございますm(_ _)m