2011 年 3 月 のアーカイブ

心よりお見舞い申し上げます

2011 年 3 月 13 日 日曜日

地震の被災者の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

あの日、大阪でもかなり揺れました、それも今まで経験したことの無いぐらい。かなりの長時間揺れておりました。
地震の威力がどれだけ大きいものだったのか、想像するだけでも恐ろしい気持ちでいっぱいです。

明日以降、関東以北方面にある、関係先の安否確認をしたいと考えております

このような危機的状況においては、ボクのblogはタイトル通り「役に立たないよ~」なのです。

新本家さん、いらっしゃい~

2011 年 3 月 9 日 水曜日

nec_0080

本日の出来事です、Palm本家を吸収合併後、めでたく新本家となられました、
日本hpのKさんと0さんが、ボクの職場に尋ねて来られました。

「パッチ当てするなゴラァ!」とかいきなり言われて、スキンヘッドで頭突きをかまされたら、どれぐらい痛いのかしら、ボクは内心ビビっておりましたけど、

webOS製品の日本市場投入計画について、色々とお話を伺うことが出来ました。
でも、Kさんは凄い早口で、お話の半分ぐらい聞き落としたと思います(+_+;;)\バキ!!

ボクにも社会人としての守秘義務がありますので、今の段階で、その内容をココでお伝えする事は出来ませんが、計画が前向きに進んでいる事だけは確かです。
皆さんホントに良かったですねぇ~、日本hpさんの今後の展開を暖かく見守りつつ、盛り上がって行きましょうね(^^)

Kさんと0さん、わざわざ大阪までお越し頂きましてありがとうございました。
こんなマニアのおじさんの情報が役に立ちましたでしょうか?

次は、あなたの所へ行くカモ知れませんよ。
最後だけ意味不明、心当たりのある方メールください(笑)

追記:
このblogやTwitterでコメント頂いた皆さん、ありがとうございました。
Kさんの承諾を得て、ここに書きました件だけは、お伝えする事ができました。
とにかくその日が来るのを、楽しみに待ちましょう>おーる

webOS 2.0.1 の日本語ローカライズ

2011 年 3 月 7 日 月曜日

Mini’s webOS Localizer が webOS 2.0.1 に対応しました
このローカライザは、webOS標準アプリの一部であるところの
Calendar、Tasks、Contacts、Memos、Clock を日本語化することが出来ます。

こちらのページをご覧になり、どうぞお試しください。

http://usagiya.g-com.ne.jp/mini/localize140/localize140.htm

webOS 2.0.1 になって、変わったところは。
まず、Contacts に「お気に入り」のページが追加されました。
contacts_2011-07-03_223159

お気に入りには、良く連絡する人を登録しておけば便利でしょう。
contacts_2011-07-03_223209

次に、Clock です、設定画面で「段階的に音量大」と「スヌーズ機能」が増えております。
clock_2011-07-03_223231

これ以外のアプリについては、1.x.xの頃と比べて大きな変化は有りませんでした、以上でございます。

ローカライズ作業とは何だ

2011 年 3 月 3 日 木曜日

生まれて来たのはなぜだ♪~、教えてボクらは誰さ♪~
という訳で、今回の記事は webOS の日本語化を更に進めるための、ローカライズ作業について書きますね。

もう皆さんお気付きかと思いますが、webOS 2.x.x になって、各アプリごとのresourcesフォルダ以下の構造に、多少の変更が加えられています。

まず1.x.xの頃はどうだったかを振り返ってみますと

◆1.x.x のフォルダ構成

com.palm.app.アプリ名
    └──resources    
          └──ja_jp    
              ├──appinfo.json    
              ├──strings.json    
              ├──stylesheets    
              │       └──*.css    
              └──views    
                  ├─ビュー名1    
                  │   └──*.html
                  ├─ビュー名2    
                  :   └──*.html
                  :
                  └─ビュー名n
                      └──*.html

以上のようにリソースは「言語_国」と一対の構造でしたよね。
ところが、2.x.xでは「言語」を親として、そこにそれぞれの「国」がぶら下がる、という構造に変更されたみたいです。

◆2.x.x のフォルダ構成

例えば「日本語」の場合、この言葉を使うのは「日本」だけですから、フォルダ構造は以下のようになります

(単一の国で使用される言語の場合)

com.palm.app.アプリ名
    └──resources    
          └──ja    
             ├──appinfo.json    
             ├──strings.json    
             ├──stylesheets    
             │         └──*.css    
             └──views    
                  ├─ビュー名1    
                  │  └──*.html
                  ├─ビュー名2    
                  :  └──*.html
                  :
                  └─ビュー名n
                     └──*.html

ところが「スペイン語」のように、その言葉を使う国が複数存在する場合、フォルダ構造は以下のように、ちょいと複雑になってきます。

(複数の国で使用される言語の場合)

com.palm.app.アプリ名
    └──resources    
          └──es    
             ├─es
             │    ├──appinfo.json
             │    └──strings.json
             │
             ├─mx
             │    ├──appinfo.json
             │    └──strings.json
             │
             ├──appinfo.json *1
             ├──strings.json *1    
             │
             ├──stylesheets    
             │            └──*.css    
             └──views    
                 ├─ビュー名1    
                 │      └──*.html
                 ├─ビュー名2    
                 :      └──*.html
                 :
                 └─ビュー名n
                    └──*.html

*1 : 国によらずその言語共通の部分

◆strings.jsonの内部構造と翻訳方法

次に、strings.jsonの内部構造とその翻訳方法について、このファイルの中身は

“オリジナルの英文” : “それを翻訳した文” ,

という書式のレコード(行)が、ASCIIコード昇順に列記されたものです。
例えば以下のような構造になっています


{
     ” (Default Calendar)”: ” (デフォルトのカレンダ)”,
     ” and “: ” と “,
     ・
     ・
     ・
     “year(s)”: “年間”,
}

以上のように、1レコード(行)ずつ手作業で翻訳する作業になります。

◆ビュー(html)の翻訳方法

ビュー(html)には、strings.jsonのような規則性は有りません
翻訳すべき英文表記の文字列部分を見つけ、ひとつひとつ地道に翻訳する作業となります

<div id=”pav_no_calendars_msg” class=”palm-body-text”>
          You do not have calendars enabled for this account.
</div>

というような英文表記の文字列部分があれば、例えば

<div id=”pav_no_calendars_msg” class=”palm-body-text”>
          あなたはこのアカウントでカレンダを有効にできません.
</div>

という風に書き変えて行く作業となります

以上、説明しましたことは webOS 自体のローカライズに留まらず、海外のアプリを日本語化するときにも応用できる基礎知識です。