2015 年 4 月 29 日 のアーカイブ

PLLの精度について考えてみる(その3)

2015 年 4 月 29 日 水曜日

ここまで、TECSUNのPLLの精度について考察をしてみました。
何でこんな記事を書いたのかと言いますと、先日購入したPL-680の周波数が、数百Hzずれているのではないか?という懸念が湧いてきまして、
もちろん測定器も無く、あくまでも耳で聴いた感覚で申し上げております。
まぁ、ずれていたとしてもボクの感覚では、-500Hzまではずれてはいないと思っています。

この程度のずれで、わざわざ開腹してトリマを調整する意味が有るのか?
前回の記事で例に示したような「冬の北海道の屋外で受信する」というシュチエーションは実際あり得無いでしょう(笑)
春夏秋冬、室内で使用するものとして、室温の範囲としては30℃~15℃としてみて、前回紹介した、多摩デバイスさんのページにあった式を参考に、

20ppmと仮定したXTALの温度特性カーブを
△F = -0.032 × ℃ × ℃(ppm) Typical

として、30℃~15℃の 値を代入し、求められたppm値と65.845を掛けて求めた、第一局発周波数偏差[Hz]を表にしてみました(小数点以下切り捨て)

室温[℃] 20ppmと
仮定した偏差[Hz]
30 -52
29 -33
28 –18
27 -8
26 -2
25 0
24 -2
23 -8
22 –18
21 -33
20 -52
19 -75
18 -103
17 -134
16 -170
15 -210

この表を眺めてみますと、神経質に調整しても意味が無いように思えてきました。開腹するのは先延ばしにしますね(笑)