「PJ-35」の検索ワードで来られた皆さんへ
ミニーの資料室でミニーの予約設定ツールを公開しました
番組単位で自動振り分け出来るようなるツールです、お試しください
‘ラジオ’ カテゴリーのアーカイブ
ミニーの予約設定ツール
2013 年 11 月 11 日 月曜日OLYMPUS PJ-35
2013 年 10 月 8 日 火曜日ラジオサーバ OLYMPUS PJ-35です、ポチったら速攻で届きました
「それ何よ?」という貴方、いわゆるラジカセの進化形と言ったら理解できるかな
届いたばかりで、まだほとんど弄れてませんが、とりあえず画像をアップしますね
既に愛用中のパナソニック RR-RS150 との比較、PJ-35 の方が若干細長いです
厚みも大して変わらないです、PJ-35 の方が裏面に凸凹が無く平らです
左側面、フタをはずすとマイクロSDスロット、mini USB コネクタ
上面、ヘッドホンジャックと音量+-ボタン、ヘッドホンを挿すとボタンが押し辛いなぁ
本機の最大特長は「ワンセグ音声」が聞けること、付属のワンセグ受信用アンテナ、う~ん不細工ですね、出来れば使いたく無い
アンテナ無しでもワンセグはある程度受信出来ましたが、ボクのところではABCテレビの電波だけが弱すぎてNGでした
ところがイヤホンを挿せば、この通りフルスケールで入感、ボクの地域では付属のワンセグアンテナを使わず、イヤホンだけで楽しめそうです
スピーカスティションです、ズンシャリサウンドではありません、どちらかと言えば癖の無いナチュラル系のサウンドです
また、おもちゃが増えてしまいました、おバカさんですねW
PL-210のバグを応用した裏技
2013 年 7 月 27 日 土曜日インターネット全盛の時代でありますが、未だに地上波のラジオが好きだという皆様、たいへん長らくお待たせしました。
世界初公開(たぶん)、中華ラジオPL-210のバグを応用した裏技を発表いたします。
裏技は以下の4つあります。
【1】299.99MHz ~ 90.00MHz を受信する(FM)
【2】1.50MHz ~ 75.99MHz を受信する(FM)
【3】中波で内蔵バーアンテナを無効にする(AM)
【4】短波で内蔵バーアンテナを有効にする(AM)
準備をしましょう
PL-210の局メモリは2種類ありまして、ひとつがバンドごとの登録メモリ、もうひとつがバンドに関わらず登録可能なページメモリです。
今回は後者のメモリを使用します、01~12のどのページを使っても構いませんので、以下の4つの周波数を登録してください。
メモリNo. | バンド | 周波数 |
01 | LW | 150KHz |
02 | MW | 522KHz |
03 | SW | 29999KHz |
04 | FM | 76.00MHz |
【1】299.99MHz ~ 90.00MHz を受信する(FM)
ボタン操作 | 説明 |
VF/VMボタンを押しVMモードにする 同調ツマミでメモリNo.04に合わせる |
|
03と入力 | |
FMボタンを押す |
同調ツマミは、299.99MHzから低い周波数方向へ回してください。
FMで聞こえる可能性が有るのは144MHz帯のアマ無線ぐらいかな、NFMなので聞き取りにくいカモ。
【2】1.50MHz ~ 75.99MHz を受信する(FM)
ボタン操作 | 説明 |
VF/VMボタンを押しVMモードにする 同調ツマミでメモリNo.04に合わせる |
|
01と入力 | |
FMボタンを押す |
同調ツマミは、1.50MHzから高い周波数方向へ回してください。
FMで聞こえる可能性が有るのは28M帯、50MHz帯のアマ無線、あと60MHz付近の防災無線とか・・・、何か聞こえたら教えてくださいね。
【3】中波で内蔵バーアンテナを無効にする(AM)
ボタン操作 | 説明 |
VF/VMボタンを押しVMモードにする 同調ツマミでメモリNo.03に合わせる |
|
02と入力 | |
SWのAまたはBボタンを押す |
同調ツマミは、522KHzから高い周波数方向へ回してください。
TECSUNのAN-200からのアンテナ線を、ワニグチでロットアンテナへ接続して確認しました、
確かに内蔵バーアンテナは無効になっているようです、つまり中波で外部アンテナが使用可能になるという事です。
【4】短波で内蔵バーアンテナを有効にする(AM)
ボタン操作 | 説明 |
VF/VMボタンを押しVMモードにする 同調ツマミでメモリNo.02に合わせる |
|
03と入力 | |
MW/LWボタンを押す |
同調ツマミは、29999KHzから低い周波数方向へ回してください。
夜間ロッドアンテナを伸ばさずに、ラジオ短波(3925KHz)が聞こえました、感度は高くないです。
内蔵バーアンテナで、どこまで高い周波数が受信できるのか、遊んでみてください。
TECSUN PL-606
2013 年 7 月 13 日 土曜日amazonで安売りしてましたので、TECSUN PL-606を買ってみました、安売りと言いましてもebayで買うのとそんなに違いませんが、国内ショップという安心感はあります。
円高の頃はホントに色んな中華ラジオを買ってみましたが、半数以上は「出来損ない」の製品だったなぁという感想でした。
そんな中でもTECSUNというメーカの製品については、比較的品質は良い方で、ハズレ品がまったく無い訳ではありませんが、まぁまぁ安心出来るブランドではないかと思っております。
ところで皆さんは「ハズレ品」とはどんなものか、良くわからないと思いますが、中華ラジオの「ハズレ品」は以下の3つに分類出来ます
(1)製品設計自体の不良
(2)製造工程での不良(ハンダ不良、実装部品間違いなど)
(3)輸送段階での不良(筐体へこみ、キズ、付属品不足など)
この内(3)については中国本土ではなく、香港のショップを利用することで、この手のトラブルはほとんど無くなります。
※中国本土のショップを利用するのはギャンブルです、ほぼ100%の確率で、箱がボコボコで届きましたね(笑)
さて、前置きが長くなりました、PL-606に話を戻しましょう
このラジオは、アナログ的な調整部分がほとんど無い、DSP方式の回路構成になっております
操作性は、テンキーこそ付いてませんが、550チャンネルもの局メモリを持っており、TECSUNご自慢のATS(Auto Tuning Storage)とETM(Easy Tuning Mode)で、とても簡単に放送局をメモリに記憶させることが可能です。
記憶させた放送局は、クリック感のあるチューニングダイアルで簡単に選局出来ます、或いはメモリスキャン動作なども可能です。
右側面、チューニングと音量ダイヤル(どちらもクリック付エンコーダ)
もちろん、放送局をひとつひとつメモリへ登録することも可能です、ボクの場合は、以下のような表を作って、他のラジオとメモリ番号を共通化しています。
もっとも重要な受信性能については、良くも悪くもDSP方式だなぁという印象です、
PL-606には、このクラスでは珍しく外部アンテナ端子が付いておりまして、リスニングはアクティブループアンテナを繋いで行いました、
まず感度について、ボクのところでは「北の将軍様ラジオ」(←これでわかりますよねw)は、結構フェージングが有りまして、
谷間になると、他のラジオでは辛うじて聞こえてる場合でも、PL-606では聞こえない事がありました、
やはり、とことん弱い電波ではDSP方式は不利なんですね。
次に選択度について、PL-606は BAND WIDTH の切り替えが可能で、6KHz、3KHz、2KHz、1KHzの4通りから選択できます。
リスニングは、4月の周波数改変以来、混信が酷くなった「ロシアの声」で試してみました。
選択度の切り替えは明らかに有効に機能します、周波数ずらしや、ループアンテナ離調によるアッテネータ代わりの合わせ技で、何とか放送内容は聞き取れます、でも聞いていて疲れますね、個人的には、後閑理恵アナの可愛い声が、もっとハッキリ聞こえればというところです(笑)
以上は短波における評価です、特に書きませんけど、普通の国内AM(中波)やFMの受信はまったく文句無しでした。
あえて言うなら、細かいことですが、PL-606はホワイトノイズがやや大きめでした、
これはイヤフォンで聞くと良くわかります、音量を0に絞っても「サー」というノイズ音が若干有ります。
結論から言うと、このラジオは当たり品だと思いますね、お値段以上の機能と性能は持っています。
以上、ラジオ好きのオッサンの、厳しい目と耳で評価してみました(←ホンマかいな)