2012 年 12 月 31 日
大晦日です、こんな個人的な事をblogに書いても仕方ないのですが、
今年はボクにとって2つの不幸が続いた年でした。
最初の不幸は今年の1月始め、突然、実家から電話があり、親父が風呂場で倒れて救急車で運ばれたとの連絡、慌てて病院に駆けつけてみると、ICUのベッドの上で、親父は色々な器具を付けられて意識不明の状態でした。
声を出して呼びかけても、体に触れても、まったく反応が無い、そんな状態が3週間も続いたでしょうか、
残念ながら、そのまま意識が戻る事は無く、1月の終わりごろ息を引き取りました。
そして次の不幸は今年の夏、娘のミニーの急死、ミニーは生後15年8ヶ月の老犬でした、
4月の血液検査では腎臓の数値が少し悪いと言われ、気を付けておりましたが、8月18日ごろから、今まで聞いたことが無い咳をするようになり、慌てて病院で診てもらいました。
でも、もうその時は手遅れでした、腎臓の数値は人間なら人工透析が必要な程悪化しておりました。
それでもボクたちは治るものと固く信じ、交代で看病しましたが、残念ながら8月22日、午前10時10分、
ボクたち2人に見とられながら、ミニーは静かに息を引き取りました。
※父親が亡くなった日時は曖昧なのに、犬の臨終は時間まで正確に覚えてるのかゴラァ!と言われそうですが、犬とはいえ娘ですから、そんなもんですよ(^^)
まぁ、そんな不幸が続いた年でした。
ぽっかり空いた心の隙間が塞がるには、まだまだ時間が掛かると思います。
昨日やっとミニーの仏壇が出来ました、あの日以来、お水とご飯、そして花を絶やさぬようにしております。
布施置きて 吾は祈ひ祷む欺かず 直に率行きて 天道知らしめ
もう昔の話ですが、ミニーと一緒に暮らし始めた当時、ボクの家に親父がひょこり遊びに来た事がありました。
ボクが親父に「家族が一人増えたよ」と言ったところ、親父が妙に嬉しそうな顔をしたので、「違う違う、この子だよ」とミニーを見せました、その時の親父のガッカリした顔、今でもハッキリ覚えています。
さて、本年も「ミニーの資料室」「ミニーの独り言」をご覧頂きまして、誠にありがとうございました。
皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。
来年につづく
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2012 年 12 月 30 日
自分でも良くわかりませんが、今年はラジオを結構な台数買いました。
実を言うと、70年代ごろにBCLブームというのが有りまして、
当時ボクも興味が有ってPanasonicのクーガ115だったかな?、
親から買ってもらったラジオで結構楽しんでいました。
何かのきっかけで、その頃の記憶が蘇ったんだと思います。←何か記憶喪失の老人みたいですがw
じゃあ、今年買ったラジオを並べてみますか。
DEGEN DE1103(左上)
つい最近「音質改善」の記事を書きました、無骨なデザインのラジオですが、値段の割りに受信性能が良く、
最近一番良く使っているラジオです、MWの感度は良い方です、電波の強い局でも飽和すること無く聴けます、
短波も低いバンドから高いバンドまで良く聴こえます、SN(信号対ノイズ比)が良いです、
WIDE/NALLOWフィルタ切り替えもそこそこ効果あり、SSBはBFOなので合わせるのにちょっとコツが必要、FMも高感度です。
外見じゃなく中身で勝負派の方にお勧めのラジオです。
Grundig G3 Globe Traveler(右上)
こちらはDEGEN DE1106のOEM版?で、製造メーカは1103と同じくDEGEN社です。
一応DEGEN社のフラグシップモデルという事で、SSB(BFOじゃない)対応、同期検波付きと、かなり力の入ったラジオ、
筐体はマットな仕上げになっており、デザインもまずまずカッコイイです。
でも受信性能はちょっと問題が有りまして、まずMWは感度高過ぎですね、電波の強い局は飽和するわ、2倍の高調波を拾うわ、
ATTを中にして聴く事が多いです、短波は低いバンドはまずまずですが、高いバンドの感度は低めのように思います、FMは普通です。
それからスピーカからの音が、シャリシャリし過ぎで頭が痛くなります。
特にMWの同期検波時、バックで強力な局のオバケが聴こえますね、
まぁ、色々問題の有るラジオですが、トータルでは合格点なのかな。
TECSUN PL-660(下)
TECSUN社のフラグシップモデルという事で、期待して購入しましたが、内部スプリアスが結構出てますね。
特にMW帯の950KHzあたりに強力なスプリアスが出てます、嫌らしいのはスプリアスが温度変化と共にFズレする事です。
折角のSSB対応、同期検波付き、MW、短波、FMの受信性能も良く、スピーカからの音質も良いのに、この点だけが頂けません。
この内部スプリアスが無ければ、上の2機種と性能比較してもトップクラスのラジオと思います。
TECSUN PL-210(左上)
赤いカラーが印象的なコンパクトラジオ、このサイズのラジオとしては受信性能はかなり良い方、
バーアンテナが短いのでMWはまぁまぁの感度、短波もそこそこといったところ、
海外の日本語放送を聴くぐらいでしたら充分でしょう、FMは結構高感度だと思います。
充電端子は mini USB コネクタになっています、空き端子を利用して、外部アンテナ接続もできますよ。
ボクの改造記事参照
ELPA ER-21T(右上)
お近くのホームセンタで買えるラジオ(2500円ぐらい)値段の割りにアナログチューニング・デジタル表示、
アナログなので多少Fズレは有りますが結構遊べます、でも短波はやっぱりオマケ程度です、
でも中国Iとか韓国、北朝鮮、ロシアの日本語放送ぐらいなら、問題無く聴けます。
単3電池x2本で結構長時間もちますので、防災用ラジオとしても最適カモ。
TECSUN PL-310(左下)
あぁ段々疲れてきました、もうちょっとお付き合いを。
このラジオはDSP方式と呼ばれるもので、普通のラジオと比べると、とことん電波の弱い局(DXって言うの?)の受信には向いておりません、
でも普通のラジオ局を聴く分には何も問題無く、信号がデジタル処理されていますので、SN比の良さげな音で聴くことが出来ます。
ただこのラジオ、ボタン類が頂けません。ボタン反応が鈍かったり、接触不良っぽいことが良くあります、
コストダウンの為にタクトスイッチを使っておらず、この点が残念なラジオです。
TOSHIBA TY-SPR1(右下)
このラジオだけ国産有名メーカ(と言っても製造は中国ですが)AM/FMのみ2バンドで短波は有りません、
俗に言う通勤ラジオですが、SONYやパナの同製品と比較しても、値段が半分ぐらいで結構頑張っています。
特筆すべきは、普通FMを聴く時はイヤフォンを挿さないと聴こえませんが、このラジオはイヤフォン無しでも聴こえます、
Yシャツの胸ポケットとかに入れておくと、人体がアンテナ代わりになるような、工夫がされているように推測しています。
音は小さいですが、スピーカで聴くことも出来、なかなか良いラジオだと思います、さすが東芝(^^)
以上、だらだらとご紹介いたしましたが、今回紹介しましたほとんどのラジオは「中華ラジオ」と呼ばれているもので、
要するに「安かろう、悪かろう」なんですが、ボクの記事で「自分も欲しい」という方がいらっましたら、一言、
中国のshopは止めた方が良いですよ、箱がボコボコで届くわ、付属品が不足してるわ、ロクな事がありません。
できれば、値段が少しだけ高いですが、ebayなどで香港のshopから購入される事ををお勧めします。
以上、ご清聴誠にありがとうございました。
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2012 年 12 月 30 日
何かあっと言う間に今年も終わろうとしてますね。
今年はボクの個人的には、あまり良い年では無かったように思います。
そんな訳で、年末恒例では有りませんが、今年入手したマシンの紹介から、
今年は5台で~す、すみませ~ん(+_+;;)\バキ!!
IS05(左上)
白ロムで激安だったので、ついつい買ってしまいました。
今ではもう旧機種で、特筆すべき点はありませんが、ワンセグが綺麗←何やそれ、
感度は良いと思います、鉄筋コンクリートの部屋でも内蔵アンテナだけで良く映ります、
FMトランスミッタも付いてるんですが、こちらはあまり電波飛びません期待はずれ。
あとBluetoothスピーカへ音楽を飛ばしたり出来ますが、端末側で音量調節出来ない事も不満ですね。
まぁ、激安だったから許せますが…
GS02(右上)
今年の初めに発売されて、すぐに買いました。
大容量バッテリ搭載です、Pocket WiFi的な用途で威力を発揮します、
標準のラウンチャがイマイチなのでADWを使用しています。
最近のマシンらしくサクサク動きます。
ただ音楽プレーヤに無音時ノイズが少し有ります残念、
Androidのバージョンは2.3.6です、誰にもわかりませんが、
ICSにアップディト有るのでしょうか?無ければroot取って遊びたい。
Motolora Pro+(左下)
今年の夏に購入、当初rootを取って不都合無く使えておりましたが、
一度初期化をしてみようと思い、電源+音量下ボタンで出てくるメニューで、
Erase USERDATAをしたところ、なぜか起動しなくなり、
その後、公開されている同じファームをROM焼きをして復旧しましたが、
それからBluetoothが使えなくなる、謎の現象に悩まされ、今でもこの問題を引きずっています、
まぁ、気長に待てば時間が解決してくれると思っています。
GS03(中下)
先日職場で導入したUTMとモバイルVPNで接続したく、その為にはICSが必要という事で、本機を購入しました。
PPTPでは問題無く繋がりましたが、期待したIPSecでは接続出来ませんでした。
それでも、手のひらから何時でも職場のサーバ類の管理画面を操作出来たり、
NASから必要なファイルが取れたり、たいへん実用的に使用できております。
nexus7(右下)
この年末に購入しました、こちらのAndroidのバージョンは最新のJBです。
まだ日が浅いですが、ほぼ業務用としてマニュアルや仕様書を見たり、GS03と同様、職場のサーバ類管理などに使用しております。
特筆すべきは、このタブレット、バッテリーのもちが物凄く良いです、ボクの使い方でも3日はイケます(^^)
そんな訳で、すべてAndroidで、スマホが4台、タブレットが1台という内訳でございました。
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2012 年 12 月 22 日
自分でも何故だかよくわかりませんが、今年は中華ラジオを何台か買いました、
中国製品の代名詞は「安かろう、悪かろう」です、ハッキリ言いまして、ほとんどの中華ラジオは出来が悪いです(←オジサン言い切ってますよw)
その中でも、マニアの間で比較的好評価を得ているDE1103というラジオを、ちょっと前に入手しました。
早速ですが、このラジオの駄目なところは
(1)びっくりするような無骨なデザイン
(2)これは使いづらい、選局と音量調整のツマミが共用
(3)何ですかコレは、横一直線に並んだ数字キー
(4)エェ冗談でしょ?局メモリ番号が16進数です(00h~FEh)
(5)ピークが潰れたような、何かスピーカーの音が歪んでない?
という具合に製品の設計自体に、越えられない文化の壁を感じるラジオであります。
じゃあこのラジオ、まったく駄目かと言うと、実はそうでは無くて、受信性能が凄く良いんですよ、
感度が良いと言うか、SN比(信号とノイズの比)が良いと言うか、弱い電波でも明瞭に聴こえるんですよね、
これが、たかだか5~6千円で買えるラジオかと思うぐらい、受信性能が良いんですよ。
そんな訳で、結構ボクのお気に入りのラジオになってしまいました(^^)
それで駄目なところ(1)~(4)については慣れるしかありませんが、
(5)に関しては、以下のサイトに素晴らしい情報がありましたので、ボクも音質改善にチャレンジしてみました。
中華ラジオがやってきた ~DE1103後編
この記事では、数点の部品を交換されていますが、どうも改造のポイントとしては、
R219だけ交換すれば良いのではと思われます
目的のR219はメイン基板の裏側にあります
パーツ箱の中を探すと、10KΩのチップ抵抗の在庫がありました、ラッキー
チップ抵抗はピンセットが必要なぐらい、こんなに小さいんですよ
ボクの本業である「指先の魔術」を使い、R219交換は無事成功です
交換後のR219アップです
しかし良く見ると雑な基板ですねw、中国ではチップ部品も、手ハンダ実装なんでしょうか?
※自動実装より職人の人件費の方が安い?
※手実装は自動実装より信頼性1桁落ちるんですけどね
R219交換により音質改善されたDE1103、スピーカからの音は、柔らかく落ち着いた音質になりました、これなら合格です(^^)
あと、駄目なところ(4)の件ですが、ここでちょっと補足説明しますと、
DE1103の局メモリは、以下の図のように00h~FEhの、合計255メモリあります。
この図で色分けしている部分について
ブルー部分 → 上位&下位とも0~9で表記できる領域(計100メモリ)
イエロー部分 → 上位か下位、または両方に A~Fが含まれる領域(計155メモリ)
ブルー部分の局メモリについては、フロントパネルの数字キーで、直接呼び出す事が可能な領域です、通常はこの部分のみ利用した方が、使い易いのではと思います。
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