持った湯のみをバッタと落とし、小膝たたいてニッコリ笑い 
お蔭様でRadioShack 2000629/SANGEAN ATS-505のFMバンド改造が成功しました。
本機オリジナルのFMバンドは、北米向けの87~108MHzになっており、
・ダイオードを1本追加(CPU基板側) 
以下それぞれの改造作業について説明します。
(1)ダイオードを1本追加(CPU基板側) 
◆回路図1
(改造場所)
(2)VCOコイルを巻き直す(メイン基板側) 
VCO周波数 = 受信周波数 - 10.7MHz
という関係式になっています。
VCOの周波数可変範囲について、オリジナルの状態では、受信周波数87~108MHzに対し、
76.3~97.3MHz
これを日本のFMバンドで用に可変範囲を拡大する必要があります。
65.3~97.3MHz
今回は、回路図2にあるL4コイルを巻き直す事で対応しました。
◆回路図2
(改造場所)
(巻き直したコイルのデータ)
(調整)
改造後のFMバンド受信動画です VIDEO 
ボクは大阪在住ですが、改造前には受信不可であった、以下の放送局も聴けるようになりました。
動画では97MHzより上あたりから、シングルスーパ特有のイメージ受信があります。
3年前にダイオードを追加しただけの状態では、バンドの下の方はVCOが追従できなくて、PLLのロックが外れた状態だった訳です、これで納得できました。
デエンファシスについて 
「耳も老害なのでは」なんてヒドイ事言う人はだぁ~れ(笑)