‘ラジオ’ カテゴリーのアーカイブ

PL-880の隠し機能(その3)

2013 年 12 月 9 日 月曜日

キリが無いですけど…

img_20131209_203609

【バッテリ使用時間の表示】
ラジオの電源OFFの状態で「VF/VM」のボタンを長押しすると、前回の充電完了時(多分)からのバッテリ使用時間を表示します。
コレと同様な隠し機能がPL-660にも有りましたよね。

img_20131209_203219

【使用バッテリの電圧設定】
ラジオの電源OFFの状態で「4」のボタンを長押しすると、使用するバッテリの電圧を3.4V~3.7Vの範囲で設定できます。
18650のバッテリって規格が統一されていないのでしょうか?
Amazonなんかで検索すると色々出てきますが、いわゆる中国製のパチモンを購入してヒドイ目にあったとか、愉快なレビューが沢山見られます(笑)

img_20131209_203421

【シフト機能?】
SSB受信時に「0」のボタンを長押しすると右上に00とか言う風な数字が表示されます、この状態でFINEチューニングのツマミを回すと、プラスマイナスで数字が変化し、周波数も変化します
ロシアの掲示板には「シフト機能」って書いてありましたが、これはいわゆる「RIT」或いは「クラリファイヤ」だと思うのですが
でも何だか動作が変です、その時々で変化できる周波数範囲が一定しません、単なるバグでしょうか…

img_20131209_212713

【1000?】
ラジオの電源OFFの状態で「PAGE +」のボタンを長押しすると1000と表示されます。
何でしょうかこの1000?、千?、千昌夫?、星影のワルツ?…
ボクにはわかりま千 ← 最後ダジャレで締めてみました(笑)

PL-880 それでどうなの?

2013 年 12 月 8 日 日曜日

いよっ、待ってました理恵ちゃん!(←いきなり何言うてるんや、このオッサン)
えーと、とりあえず名機DE-1103には退いてもらいまして、この2台をメインにしました

img_20131208_210604

総合評価ですが、ボク的には僅かの差でSONY 7600GRに軍配が上がるかなぁ、という感想ですね。同期検波で音質があんなに変わってはダメですよね、これがPL-880の大きなマイナスポイントです

ところでVOR(ロシアの声)の短波が今年いっぱいで停波して、中波のみになるんですよね、そんなわけで古い「ラ製」がこんなところに…

img_20131208_210720

1974年の「ラ製」です、もう40年前の雑誌です
良くこんな古いもの残していたものです、何だか捨てれなくて。

img_20131208_210810

雑誌のページはもう酸化して、まっ茶色になっていますが、

img_20131208_210840

当時のモスクワ放送(VORの前身)の放送スケジュールです
夕方17時から深夜まで、いくつもの周波数でやかましいぐらい放送されていました、
まるで、今のCRI(中国国際放送)みたいですね(笑)

以上、昭和のおじさんの独り言でした

PL-880 同期検波機能

2013 年 12 月 8 日 日曜日

PL-880で、皆さんが一番気にしておられる同期検波機能について、録音してみましたのでお聞きください。

img_20131208_120124

上のようにPL-880のLINE-OUTにICレコーダを繋いで録音しました

同期検波録音ファイル(注意:音が鳴ります)

0:00 ~ 0:10 ノーマル状態
0:14 ~ 0:29 同期検波USBオン
0:30 ~ 0:40 同期検波LSBオン
0:41 ~ ノーマル状態

PL-880では、ノーマルの状態から同期検波オンまで、4秒程の切り替え時間が掛かります。
録音を聞いて頂いて「残念だなぁ」という感想だと思います、やはりこれが中華技術の限界なのでしょうか。

PL-880 ありがた迷惑な機能

2013 年 12 月 8 日 日曜日

ここ3日間ほど、PL-880を使ってみて思ったことは、中華製品にしては、大変素晴らしい出来のラジオであると言うことです。
これで故障しなければね(笑)
ただ、色々盛り込まれた機能の中には、余計だなぁと思われるものも有りましたので、レポいたします。

【信号強度によるフィルタ帯域自動決定】

img_20131208_082416
通常フィルタ帯域は5KHzなんですよね

img_20131208_082439
ところが50dBμを超えるような強力な放送局にすると

img_20131208_0823481
自動的に9KHzに変わってしまうんです

ミュート閾値の設定を0にして、ミュート(ダイナミック・スケルチ)を無効にしているにも関わらず、受信信号の強弱(フェージング)により、不自然に音質が変化する現象に悩んでおりましたが、
調べてみるとPL-880では、受信信号強度により、フィルタ帯域を自動で切り替えているようで、これが不自然な音質変化の原因でした

具体的には、受信信号レベル50dBμを境に、フィルタ帯域の自動切り替えが行われている模様です

50dBμ以上 → 帯域9KHz
50dBμ以下 → 帯域5KHz

※更に30dBμ以下のレベルぐらいで(はっきりしない)で帯域3.5KHzに、もっと弱くなると2.3KHzに切り替えられているようです

選局の度にフィルタ帯域を手動設定する事で、この現象を回避できます、
非常にありがた迷惑な機能です

【局メモリのソート機能】

image1
PL-880の局メモリ管理、何と全部で3050メモリもあります

ラジオの電源OFFの状態で「M」または「0」キーを長押しすると、局メモリがソートされます、

「M」キー長押し → カレントのページをソート
「0」キー長押し → 全ページ(P00~P24)をソート

局メモリに関して、TECSUNのマシンはラベルが打てませんので、
「メモリ番号」-「放送局名」という対応表を、別途用意して管理するのが通常の使い方だと思います、
それなのに、本機能で間違ってソートしてしまうと、メモリが周波数昇順に並び変えられてしまい、先の対応がバラバラになってしまいます、
更に不幸なことに、一度ソートしてしまうと元に戻せません

P01にはBBC、P02にはVOA、P03にはCRI…という風に、それぞれ夏冬の周波数を打ち込んでおいて、
選局はページを切り替えて行う、というような運用方法になるのでしょうか…、
非常にありがた迷惑な機能です