‘中華ラジオ’ カテゴリーのアーカイブ

Tecsun PL-680 Information

2015 年 3 月 21 日 土曜日

These are the link to articles about the New Tecsun PL-680 in my blog.
Please forgive me that may be difficult for you to understand the content, it is automatic translation from Japanese blog.

day1: Unboxing the New Tecsun PL-680
http://goo.gl/SJ8e6a

day2: Abominable spurious problem
http://goo.gl/DJ3LAi

day3: Overview radio receiver function
http://goo.gl/f68ulm

day4: FM-band and AGC dynamic range
http://goo.gl/NswKq5

day5: Interference avoidance features
http://goo.gl/pBLYbv

day6: Natural mute
http://goo.gl/osS8OS

day7: Usability, Air-band and conclusions
http://goo.gl/oc6bO5

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Features.

FM stereo / MW / LW / SW SSB / AIR band (118-137 MHz)
Dual conversion for MW/LW/SW with excellent sensitivity & selectivity
SW Single Side Band (SSB) with BFO control
1900 station memories
Multi-tuning methods:
Auto tuning storage (ATS)
Auto-scan tuning with 5 seconds pre-listening
Manual tuning
Direct keypad entry
9K/10K tuning step for MW (adjustable AM tuning step (9K/10K)
Sleep timer from 1-120 minutes
Dual alarm clock with adjustable auto turn off stopper from 1-90 min
DX / Normal / Local antenna gain
Treble / Bass tone selection
Back light and snooze function
Signal strength & battery consumption display
Direct reset function
Built-in rechargeable function (Ni-MH rechargeable battery only)
Extra long telescopic antenna
FM/SW antenna jack
Stereo earphone jack
DC jack (6V)
Power sources: 4 x UM3 (AA size) batteries (excluded)
230V Mains DC 6V adaptor (included)
Dimensions - 190 x 35 x 112mm WHD

Another useful links.

Tecsun corp.
http://www.tecsun.com.cn/

The SWLing Post
http://swling.com/blog/?s=pl-680

Thank you for viewing.

TECSUN PL-680(その7)

2015 年 3 月 20 日 金曜日

人の運命とは、ほんとに些細な偶然により、大きく変わって行くものだと思います。

いま自分がこうして暮らしている事、こんな仕事をしている事、こうやって趣味でラジオの評価を書いている事、これらはすべて偶然の積み重ねであります。

さて、PL-680を入手して暫く使いました、今夜はいよいよ総合評価を書きます。

■ユーザビリティのレポはどうした?
今回はユーザビリティのレポは省略します、だってこのマシンPL-660と何から何まで同じなんです。
既にPL-660をお持ちの方でしたら、何も説明書を見ずに操作する事が可能です。

唯一変わったところといえば、ありがた迷惑な、局メモリのソート機能が追加されたぐらいでしょうか。

あと、隠し機能についても一通りトライしてみましたが、穴は無い模様です、ファームウェアはきっちり作ってるんですね、何だか少し腹が立ちます(^^)

「中波で外部アンテナを使いたい」という要望を良く聞きますが、PL-660と同様に、本機でも無理だと思います。

■エアバンドのレポは?
PL-680のエアバンドはホントにおまけです、くれぐれもこれを目当てに購入されないようにご注意ください、
スキャンも出来ない、スケルチも無い、本機はとてもエアバンドを楽しめるラジオではありません。

■総合評価
最後に、このラジオの良いところ/悪いところを以下にまとめます
既にレポさせて頂いた事のまとめになりますが、

【良いところ】
(1)強化された同期検波機能
(2)ナチュラルミュートによる短波受信性能の向上
(3)FMバンド受信性能の向上(外部アンテナ使用時)
(4)旧作PL-660のユーザビリティを継承

【悪いところ】
(1)中波960KHzあたりに出るスプリアス
(2)AGCダイナミックレンジが狭く、音が飽和しやすい

PL-680をポチる際、既にPL-660を所持していたボクとしては少し迷いました。
それは、同じようなマシンが2台有っても仕方ないなぁ…という考えからです、
でも今は、ポチって良かったなぁと思っています。

総合的に見てPL-680は良いラジオだと思います

ラジオに厳しいオッサンの、この口が「良いラジオだ」と申しております ←ほほぅ(笑)

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誠に地味な改良では有りますが、旧作PL-660と比較すると確実に性能向上を体感できるマシンです。

普通の方にしてみれば、取るに足らない些細な改良かも知れません、しかしながら、熱いマニアにとっては大きな改良だと言えるでしょう。

皆さん、今回もご清聴誠にありがとうございました。m(_ _)m

TECSUN PL-680(その6)

2015 年 3 月 18 日 水曜日

The SWLing Postのレポートには、以下の記述があります

Obviously, the engineers at Tecsun addressed the soft muting/AGC problem of the PL-660.
In all of my time with the PL-680 on the air, I haven’t noticed any soft muting; the audio has been smooth and the AGC copes with fading much better than the PL-660.
No doubt, these two improvements alone make the PL-680 a worthy portable for shortwave radio listening.

明らかにTecsunのエンジニアはPL-660のソフトミュート/AGCの問題を取り上げた。
私がPL-680で試聴した全ての時間において、私はソフトミュートを気付いていない。
オーディオはスムーズであり、AGCはフェージングに対しPL-660よりもはるかに優れていた。
間違い無く、これら2つの改良点は、PL-680が短波聴取に値するポータブルラジオと言える。

本当にそうなんでしょうか…
AGCの件はその通りだと思いますが、ソフトミュートは有ると思います。

誠に僭越ながら、日本のオッサンより異論を申し上げます。

確かにPL-660で有った不自然なソフトミュートは無くなりましたが、PL-680では更に巧妙なミュートの仕掛けが有ります。
ボクはこれを「ナチュラルミュート」(英語名:natural mute)と勝手に命名したいと思います。

以下の動画は、ナチュラルミュートの存在を証明するものです。
Sメータで2付近を閾値として、明らかに音質変化(バックノイズ変化)する様子が、ご確認頂けると思います。

先の記事で「フェージングの谷間での音が特徴的」と書きましたが、原因はこのナチュラルミュートによるものだったようです。
PL-680は、誰も気付かないような巧妙なミュートにより、受信性能が向上しているんですね。

つづく

TECSUN PL-680(その5)

2015 年 3 月 16 日 月曜日

ラジオで遊ぶってどういう事?
若い方には理解出来ないかも知れません。

今夜は本機の混信除去機能のレポと、受信テクニックについて書いてみます。
夜20時頃、9735KHzのRTI(台湾国際放送)と9740KHzのBBCを例にしてみます。

結構強力なRTIのすぐ5KHz上、混信を受けるBBCをキレイに受信するには、どうすれば良いでしょうか?

■基本テクニック

周波数シフト…基本中の基本技です、9740KHzより少し上にダイヤルをずらして混信から逃げます。

同期検波…同期検波を上側波(USB側)にして混信から逃げます。

ゼロビート法…SSBモードでUSBにし、BFOツマミでゼロビートに合わせて混信から逃げます。

■応用テクニック

同期検波+周波数シフト…こんな技が使えるとは思いませんでした。前の記事で「PL-680の同期検波は合格」と書きましたが、周波数を1KHzずらしても同期外れません、これは素晴らしいですね。

PL-680なかなか良いラジオに思えて来ました、テクニック次第で色々な運用が可能ですね、面白い(^^)

それから、今夜書きました受信テクニックの数々は、技をマスターされても実社会では何も役に立ちません、くれぐれもお間違い無きように。。。

つづく