‘中華ラジオ’ カテゴリーのアーカイブ

ADDWARDS A38-LMS Information

2016 年 4 月 28 日 木曜日

These are the link to articles about the New ADDWARDS A38-LMS in my blog.
Please forgive me that may be difficult for you to understand the content, it is automatic translation from Japanese blog.

day1: Unboxing the New ADDWARDS A38-LMS
http://goo.gl/98L7fb

day2: Change the DC-DC oscillation frequency
http://goo.gl/zWuMv6

day3: How to install antenna
http://goo.gl/9jiVBo

day4: Solve the image reception problem
http://goo.gl/9ZpgJr

day5: Cut the antenna element, and the final evaluation
http://goo.gl/GQ9Kxb

a38lms1

Specification.

Frequency Range:
LW: 120 ~ 400 kHz
MW: 520 ~ 1710 kHz
SW: 3.50 ~ 20.00 MHz
Power source: 2 x AAA battery (not included)
Power consumption: 8 mAh

Thank you for viewing.

RadioShack 2000629 FMバンド改造

2016 年 4 月 24 日 日曜日

持った湯のみをバッタと落とし、小膝たたいてニッコリ笑い

お蔭様でRadioShack 2000629/SANGEAN ATS-505のFMバンド改造が成功しました。

本機オリジナルのFMバンドは、北米向けの87~108MHzになっており、
これを日本向けの76~108MHzに改造するポイントは2点ありました。

・ダイオードを1本追加(CPU基板側)
・VCOコイルを巻き直す(メイン基板側)

以下それぞれの改造作業について説明します。

(1)ダイオードを1本追加(CPU基板側)
回路図1に記載されているD205、D207、D210の3本のダイオードは設定用であり、実際の製品では実装されていません、FMバンド改造ではこの内D207を追加実装します。
IS1588など一般的なダイオードで構いません。

◆回路図1
ats505_1

(改造場所)
ダイオード取り付け用の空きランドは、CPU基板のハンダ面、シールド板を外した赤丸の付近にあります。
※ダイオード追加作業は3年前に行いましたので、今回シールド板は外しませんでした、スミマセン。
ats505_3

(2)VCOコイルを巻き直す(メイン基板側)
本機のFMバンドはシングルスーパーヘテロダインです、
IFは一般的な10.7MHzで、VCOの周波数は、

VCO周波数 = 受信周波数 - 10.7MHz

という関係式になっています。

VCOの周波数可変範囲について、オリジナルの状態では、受信周波数87~108MHzに対し、

76.3~97.3MHz

これを日本のFMバンドで用に可変範囲を拡大する必要があります。

65.3~97.3MHz

今回は、回路図2にあるL4コイルを巻き直す事で対応しました。

◆回路図2
ats505_2

(改造場所)
メイン基板、部品面から見て左上の赤丸部分、コイル交換作業は、メイン基板を完全に取り外す必要が有ります。
オリジナルのコイルを取り外す時に、ベタベタした固定剤を綺麗に取り去りますが、この固定剤はまた後で再利用します。
ats505_4

(巻き直したコイルのデータ)
使用線材:0.6UEW (←もう少し太い0.8ぐらいが良いカモ)
コイル径φ:5mm
巻き数:3.5回 (→オリジナルのコイルは2.5回でした)

(調整)
コイルは密巻きの状態で実装します、ただし、このままではVCOの上限周波数が90MHz止まりになりますので、写真のようにコイルを広げながら調整していきます、調整が済んだら、先のベタベタした固定剤でガッチリ固定します。

改造後のFMバンド受信動画です

ボクは大阪在住ですが、改造前には受信不可であった、以下の放送局も聴けるようになりました。
76.5MHz FM-COCOLO
80.2MHz FM802
85.1MHz FM-OSAKA

動画では97MHzより上あたりから、シングルスーパ特有のイメージ受信があります。
また103MHzより上あたりはi-dioのマルチメディア放送の電波です、当然普通のFMラジオでは聴けません。

3年前にダイオードを追加しただけの状態では、バンドの下の方はVCOが追従できなくて、PLLのロックが外れた状態だった訳です、これで納得できました。

デエンファシスについて
本機はボクがハワイから買って帰ったもので、デエンファシスは北米仕様の75μsに設定されていると思います。
それに対し日本は50μsなので、若干高音域が抑えられた音質で聴こえるハズなんですが、実際ボクの耳で聴いた感じでは、ほとんどフラットに出ており、音質についてはまったく問題無しでした。
ですからこのデエンファシスについては、これ以上深入りしない事にします(^^)

「耳も老害なのでは」なんてヒドイ事言う人はだぁ~れ(笑)

お宝発見

2016 年 4 月 19 日 火曜日

20160419_222636

これは素敵だちょいといかす、一節聞いたらどんぴしゃり
アーイーヤー

実は以前に書きましたこの記事なんですが、
「どなたかご教授をお願いします」と書いてはみたものの、どなたからも有効な情報を得る事は無く、
良く考えれば、そりゃそうですよね、今どき中華ラジオでBCLをしている方なんて、国内に100人おられるかどうか、その中でこのRadioShack 2000629/SANGEAN ATS-505を持っておられる方なんて、ジャンボ宝くじに当たる可能性より低いでしょうね(笑)

ところがですよ皆さん、本日ネット検索してみますと、な・な・何と有るじゃないですがATS-505の回路図が、
ココです
http://www.radioscanner.ru/files/sangean/file188/
いやぁロシア人は偉いなぁ

この回路図が有れば、何とかFMバンド改造の謎が解けそうな気がします。

回路図を見ると、とりあえずボクが3年前に見付けた、CPUボード側のダイオード追加位置は合ってました。

でもこれだけではまだ不足なんですね、それがずーっと謎だったのです。

SANGEANアーキテクチャと呼んで良いのか、いつも見慣れているTECSUNやDEGENの回路構成とはかなり異なるようで、台湾人エンジニアのポリシーを感じます(←ホンマかいな)
そんな訳で、今度の休み迄に、この回路図を読み解きたいと思っています。

何が何でもこの回路、読みましょ、解きましょう
アーイーヤー

ADDWARDS A38-LMS(その5)

2016 年 4 月 10 日 日曜日

いつも騙されるのお客さん

そろそろまとめますね。
その前にA38-LMSのメーカ発表スペックを再確認しますと、

add50

個体差かも知れませんが、ボクの買ったものは、LWとMWはおおむねスペック通りでしたが、SWが2.9~16MHzでした、
困った事に、25mバンド以上は同調点のピークが甘くなり、前作DE31MSと比較しても、利得がかなり落ちる状況でした。

そんな訳でエレメントを切って短くしてみました。

add51
おぉ、コンパクトになったね!(嬉しくないw)
エレメント長、オリジナルは180cmのところ、50cm切って130cmとしました。

その結果
LW: 250~550KHz
MW: 520~2000KHz
SW: 3.5~20MHz(←スペック通りになったよ~)

エレメントを短くしてみたら、25mバンド以上もDE31MS相当の性能になりました。

【評価結果】
改造はするわ、エレメントは切るわで、もはや製品評価記事の体をなしておりません、
残念では有りますが「$17出してこのA38-LMSを買うぐらいなら、$13.99のDE31MSを強くお勧めします」という評価になります。
A38-LMSは、これだけの手を加えても、DE31MS以上の性能にはなりません。

add52
何度裏切られても、また中華製品を買ってしまうおじさん(^^)

まぁ、今回も遊べたからイイか(笑)

どうもお粗末様でした、ではでは…