‘Pre’ カテゴリーのアーカイブ

続 Palm Pre 雑感

2009 年 10 月 13 日 火曜日

例えて申し上げるなら、自分の思い通りの自由な色に染めれる、まっ白なキャンバス、それがPalm Preであります。

数日弄ってみて、Preの良い部分、悪い部分が段々見えて来たような・・・、少しずつ tips も織り交ぜながらのレポート続報です。

■スライド機構
少し固めです、ちょっと引っ掛かるような感じがします、あくまでも個体差かも知れません。
スライドさせてキーボードを出すと、スリープから復帰して液晶が点灯します。

■電池ブタの脱着方法
電池ブタの脱着で「脱」の方は少しコツが必要です、本体底面にあるノッチを押さえながら、フタと本体の隙間に爪を入れて、慎重にパキパキっと外します。
Preにはリセットボタンが有りません、バッテリ抜きリセット時には、毎回この作業をする事になります。

pre10

■Ringerスイッチ
Ringerスイッチとは、本体頭部のスライドスイッチの事で、日本流に言えばマナーモードスイッチですね。
このスイッチを入れておけば、Treoやセントロ君では、どんな場合でも、本体スピーカから音がカットされたのですが、
Preでは異なるようで、バグかも知れませんが、YouTubeなどの音が出るアプリではスイッチonでも、
タイミングによっては音が出る場合が有りました、これは注意が必要ですね。

■ヘッドフォンジャック
ジャックは3.5φの一般的なモノになりました、従来の変換アダプタ無しで、好みのヘッドフォンが利用可能です。

■USBインターフェイス
充電は、付属のACアダプタや、PCのUSBポートから可能で、Pre本体のUSBコネクタへ給電します。
ただ、このコネクタのキャップがイマイチで、キャップをビロ~ンと外さないと、ケーブルのモールド部分と干渉します、もうちょっと考えて欲しかったなぁ・・・、
ちなみにこのコネクタ、一般的なミニUSBでは無く、更に小さい「マイクロUSB」になっていますので注意が必要です。

pre11

■付属ACアダプタ
丁度カメラのフィルムケースと同じくらいの大きさ、大変コンパクトです、このサイズで容量は 5V 1A です。
先日、Tamagogohanさんから頂いたメールで「付属品以外の一般で市販されているACアダプタでは、充電出来るモノと出来ないモノが有りました」
と報告を頂きましたので、早速調べてみました。
Pre付属ACアダプタでは、下図に示す2番-3番ピン間がショート、つまり電気的に繋がっていました。
市販のACアダプタの多くは、2番-3番ピン間はオープンになっているモノが多いです、これが明暗を分けた原因です。

pre12

pre13

■電話をoffにする方法
Sprint版を日本で使う場合、電話はoffで使うのがデフォルトです、以下はその設定方法です。
まず「フライトモード」にし、電話、WiFi、Blutooth 全てoffにします。
次に、WiFiを使用する場合は「Wi-Fiアプリ」で、Blutoothを使用する場合は「Blutoothアプリ」で、それぞれonに設定すればOKです。

Palm Pre 雑感

2009 年 10 月 12 日 月曜日

まだまだイケてるClassic環境と、これからのwebOS環境、この2つが表裏一体となったマシン、それがPalm Preであります。

もう10年近くPalmを使い続けているボクにとって、この3日間程、Preを弄ってみて思った事を書いてみますね。

■キーボード
とても良く出来ています、フィーリング的にはTreoとセントロ君の中間ぐらい、しっかりしたクリック感が有ります、ボク的には問題無しです。

■タッチパネル
従来の圧感式タッチパネルは、スタイラスを使い、ポイントを点で正確に狙う事が可能でした。
これに対し Pre は りんごと同様の静電容量式? タッチパネルなので、面で狙らわなければなりません。
この結果、近接したポイントが正確に狙えず、特に Classic 環境では、操作上のストレスを感じます。

■5wayキーは必要
キーボード付きが Pre の有利性のひとつなんですが、これに加えて5wayキーも絶対必要だったとボクは考えます。
なぜ省略されてしまったのか、これが有ればタッチパネルのストレスを解決出来たハズ、残念でなりません。

■webOSの反応速度
webOSと言えども、ベースはLinuxでありますので、アプリを最初に起動する時は結構待たされます。
実用的なレスポンスで運用したければ、良く使うアプリをカードで画面上に並べておき、選択するという方法になります、
ただ、並べておけるカードの数にも限度が有るようで、7~8つが限界のような気がします。

■Classic環境
非常に良く出来ています、正直GVMなんて足元にも及びません。
MOTION APPSさん、短期間で良くココまで開発された事に驚きすら覚えます。
ただ、最新の V2.0.0 においてもバグらしきものは残っているようです、
特にVFS(外部メモリ)を扱う palmware で動作が不安定になる場合が多いみたいです。

■バッテリの持ち
良くも無く、悪くも無くと言ったところでしょうか、まだ何とも言えませんが、普通の使い方で1日は持つと思います。
バッテリはセントロ君のと同じモノで、互換性が有ります。

■ストラップ付けれる?
今のところ、ストラップを付けれそうな場所は見当たりません。
※セントロ君みたいに、ストラップホールを付けておいて欲しかったなぁ・・・

引き続き弄り倒します(^^)

Palm Pre Sprint版

2009 年 10 月 9 日 金曜日

pre1

こんばんわ
実は、○○○ーさんのご好意により、Pre の Sprint版を暫く使わせてもらえる事になりました。
ありがとうございます m(_ _)m

皆さん覚えておられますか?
お借りしたこのマシンは、今年の6月20日、「アクティべーション」と「Palm Profile」のバイパスに日本で初めて成功した、あの記念すべきマシンですよ。

pre2

早速 webOS 1.2.1にアップディトしまして、Classic アプリも最新の V2.00 にしましたのよ。
ボクの生き様を見てね(^^)

ATOKをどうする?

2009 年 10 月 6 日 火曜日

preatok
いつもMini’s BBSにレポートをくださるTamagogohanさんから、
「Pre ClassicでATOKを動かすことに成功しました」とお知らせを頂きました。
いつもありがとうございますm(_ _)m

現在のところ、webOS上では使えるIMEが有りませんので、
Preで日本語を入力するのは、Classic環境に限定されます。

Tamagogohanさんはとりあえず、Shift+@キーでATOKメニューを呼び出し、
切り替えを行うという方法で運用されておられるとの事です。

さてここで問題が・・・、今一度 Pre のキーボードをじっくり見てみましょう。
※ Pixi のキーボード配列も Pre と同じです。

prekbd

Preの場合、Treo や セントロ君と比べて、カスタマイズできるキーが極端に少ないですね、これは困りましたね。

カーソルキーも有りませんし、5wayキーも有りません、これらは文章を入力するのには不可欠なキーなんですが・・・。
仕方が有りませんので、Classic環境の時に画面下に表示される「スクリーン5wayキー」(←正確には何と言うのか知りません)を使う事にしましょうか。

そんな訳で、Classic環境における「Mini’s patch for ATOK」の仕様案を考えてみました。
実際にこの案通りに出来るか、実機を入手後じゃないと何とも言えませんので、そこはご了承くださいね。

・日/英の切り替え → Sym
(本来のSymは、例えばShift+Symにすり替え?)

・変換 → 5way上または下、或いは Space  

・推測変換①【第1候補で即確定】→ Opt(赤キー) + 5way右

・推測変換②【候補一覧から選択】→ Shift + Space

・連文節変換/文節区切り位置指定 → 5way左または右

・変換候補の選択 → 5way上または下、或いは Space

・確定 → 5wayセンタボタン、或いは Enter  

・確定アンドゥ → Opt(赤キー) + 5way左

・ATOKメニュー呼出し → Shift+@

とりあえず仕様案、第1版です・・・