Palm Pre には日本語フォントが最初から入っており、デフォルトの状態でも日本語が表示出来ます。
ただし、中国や台湾のフォントも混じっており、日本語としては、かなり不自然な字体になります。
今回は、この問題を回避する方法や、自分好みのフォントに入れ替える方法をレポートいたします。
■中国や台湾のフォントを無効にしよう
まず、Palm Preのフォントデータは以下のフォルダに存在します
/usr/share/fonts
このフォルダには沢山のフォントファイル(TrueType)が入っておりますが、
この中で、中国や台湾のフォントと思われるものが2つ有ります、
今回は、これらのファイルの拡張子を変更する方法で、無効にしてみました。
(手順)
uming.ttc → uming.xxc にリネームしました
batang.ttf → batang.xxf にリネームしました
リネーム後、本体を再起動する事で、自然な字体(VLゴシック)で日本語が表示されるようになります。
☆作業前(デフォルト状態)
☆作業後
■自分好みのフォントに入れ替えてみよう
例として、ボクのNokia E51で使わせてもらっている、フリーフォントに入れ替えてみます。
M+1P+IPAG-circle.ttf
http://mix-mplus-ipa.sourceforge.jp/preview.html
このフォントの特長は、全角ひらがなとカタカナで半濁点が強調された字体で、
特に小さいポイントで見た時の認識性が良くて、ボクのお気に入りのフォントです。
(手順)
まず、Palm Pre 標準のVLゴシックフォントを無効にします。
VL-PGothic-Regular.ttf → VL-PGothic-Regular.xxf にリネームしました
次に、M+1P+IPAG-circle.ttf のファイル名を VL-PGothic-Regular.ttf にリネームしたファイルを、/usr/share/fonts へコピーします。
本体を再起動する事で、自分好みのフォントで表示されるようになります。
☆作業後
違いがちょっと判りずらいかも知れません、
タッチパネルの「パ」とか、ポイントの「ポ」とかに注目してください。