2009 年 10 月 18 日 のアーカイブ

フォントのカスタマイズ

2009 年 10 月 18 日 日曜日

Palm Pre には日本語フォントが最初から入っており、デフォルトの状態でも日本語が表示出来ます。
ただし、中国や台湾のフォントも混じっており、日本語としては、かなり不自然な字体になります。

今回は、この問題を回避する方法や、自分好みのフォントに入れ替える方法をレポートいたします。

■中国や台湾のフォントを無効にしよう

まず、Palm Preのフォントデータは以下のフォルダに存在します

/usr/share/fonts

このフォルダには沢山のフォントファイル(TrueType)が入っておりますが、
この中で、中国や台湾のフォントと思われるものが2つ有ります、
今回は、これらのファイルの拡張子を変更する方法で、無効にしてみました。

(手順)

uming.ttc → uming.xxc にリネームしました
batang.ttf → batang.xxf にリネームしました

リネーム後、本体を再起動する事で、自然な字体(VLゴシック)で日本語が表示されるようになります。

☆作業前(デフォルト状態)

browser_2009-18-10_142054

☆作業後

browser_2009-18-10_141135

■自分好みのフォントに入れ替えてみよう

例として、ボクのNokia E51で使わせてもらっている、フリーフォントに入れ替えてみます。

M+1P+IPAG-circle.ttf
http://mix-mplus-ipa.sourceforge.jp/preview.html

このフォントの特長は、全角ひらがなとカタカナで半濁点が強調された字体で、
特に小さいポイントで見た時の認識性が良くて、ボクのお気に入りのフォントです。

(手順)

まず、Palm Pre 標準のVLゴシックフォントを無効にします。

VL-PGothic-Regular.ttf → VL-PGothic-Regular.xxf にリネームしました

次に、M+1P+IPAG-circle.ttf のファイル名を VL-PGothic-Regular.ttf にリネームしたファイルを、/usr/share/fonts へコピーします。

本体を再起動する事で、自分好みのフォントで表示されるようになります。

☆作業後

browser_2009-18-10_144254

違いがちょっと判りずらいかも知れません、
タッチパネルの「パ」とか、ポイントの「ポ」とかに注目してください。