2009 年 12 月 16 日 のアーカイブ

Mini’s Japanese Quick Setup

2009 年 12 月 16 日 水曜日

間もなくO2版Pre の webOS がバージョンアップされると思います。

前回のバージョンアップで既に経験済みの通り、webOSをバージョンアップすると、苦労して構築した日本語環境も無効になってしまいます。
※正確にはロケールとリージョンが無効になります。

バージョンアップの度に日本語環境を再構築する手間は、出来るだけ省きたいものです。

そんな訳で、Mini’s Japanese Quick Setup を作ってみました。
これは日本語環境を自動的にセットアップしてくれる、便利なシェルスクリプトです。
もちろん、Pre を新規に入手したユーザが、初めて日本語化する場合にもお使い頂けます。

◆ スクリプトの使い方

(1)novaterm のプロンプトから、以下の呪文を入力してください。

cd tmp
wget http://mini.x0.com/webos/japanese.sh
sh japanese.sh

(2)以下のように尋ねてきます、ここで、お使いのマシンを選択してください

Which is your model?
1) Sprint(USA)
2) O2(Germany)

※ Sprint版の方は1を、O2版の方は2を入力します

(3)後は自動で日本語環境を構築してくれます(あっと言う間です)
構築が終わりましたら、マシンをリブートして完了です。

◆ スクリプトの処理内容

webOSを日本語版にする為に、以下の3つの作業をしています。

・ロケール
お使いのマシンに合った locale.txt を所定のフォルダへ上書きコピーします

・リージョン
然るべき場所に ja_jp フォルダを作り、そこへ datetime_table.json をコピーします。
これ以外に必要なファイルは en_us フォルダから貰ってきてコピーします。

・フォント
/usr/share/fonts/ フォルダに
uming.ttc が有れば、uming.xxc にリネームします
batang.ttf が有れば、batang.xxf にリネームします

◆ スクリプト実行時の様子

jqs