2013 年 12 月 12 日 のアーカイブ

PL-880のバグを応用した裏技

2013 年 12 月 12 日 木曜日

え~それでは、PL-880ユーザの皆様、たいへん長らくお待たせしました。
世界初公開、中華ラジオPL-880のバグを応用した裏技を、ここに発表いたします。

今回見つけた裏技は、一つだけなんですけど。

【1】中波で内蔵バーアンテナを無効にする
つまり、これは中波で外部アンテナが使用可能になる裏技です。
以下に手順を書きます

# ボタン操作 説明
1 SWバンドにする、周波数はどこでも構わない
2 USBモードON
3 AMボタンを押し、バンドを中波に切り替える
ここで希望の放送局の周波数にセットする
例えば720KHz
4 USBモードOFF
5 FMバンドにする、周波数はどこでも構わない
6 USBモードON
7 USBモードOFF

以上の手順で

img_20131212_192946

720KHzは中波のハズなのに、液晶のバンド表示はSWとなります。
この状態で内蔵バーアンテナは既に切り離されており、信号は何も入感しません。

img_20131212_193314

あとは、お好きな中波アンテナを繋いでお楽しみください

PL-880 シフト機能はゼロビート調整だった件

2013 年 12 月 12 日 木曜日

先日の記事、PL-880の隠し機能(その3)でシフト機能について書きましたが、更に調べてみると、これはゼロビート調整(キャリアポイント調整)でした。

ラジオの混信除去方法のひとつに「ゼロビート法」が有ります、これは目的の放送局のすぐ下、または上の周波数に強力な別の放送局があり、
ビート混信(ピーという耳障りなビート音)や、混変調(ザワザワ・バリバリというような雑音)を受けている場合に、わざとSSBにして、上に逃げるならUSB、下に逃げるならLSBにして聞く方法です
この時、ゼロビート調整が狂っていると、例えば音楽番組なら音程が狂った状態で聞こえます

では、実際の調整方法について書きます

img_20131212_002641

どこの放送局でも構わないのですが、出来れば中波の音楽番組が調整がし易いです

img_20131212_002714

選局しましたら、そのままUSBに切り替えてください
音程が狂ってなければそれでOKですが、狂っている場合は、FINEチューニングで正しい音程で聞こえる周波数に合わせます
上の写真は、例えば+40Hz狂っていた場合の表示です

img_20131212_002856

ここで「0」キーを長押しします、右上に数字(補正値)が表示されましたら、そのまま周波数表示の下2桁が00になるまで、FINEチューニングつまみを動かします
最後にもう一度「0」キーを長押ししてください、これでUSBのゼロビート調整が完了します、
同様の手順でLSBも調整してください