あなた変わりは無いですか?、
読んでもらえぬレポートを、寒さ堪えて書いてます(←どうしたん?)
さて、今夜はユーザビリティ(使い勝手)に関するレポです。
★同調ツマミ
同調ツマミをグルグル回して珍局をハントする、これぞBCLの醍醐味であります。
本機の同調ツマミは、前作G3より大きくて厚みの有るものになっています、
ツマミを回すと心地良いクリック感が有ります。
また、このツマミはプッシュスイッチにもなっており、押し込む度にSTOP-FAST-SLOWと、周波数ステップを変更出来るようになっています。
【周波数ステップ】
バンド | FAST | SLOW |
FM | 100K | 10K |
LW | 3K | 1K |
MW | 9K | 1K |
SW | 5K | 1K |
AIR | 25K | 1K |
それからSSB受信時のみ、SLOWモードでツマミをもう一度押し込む事で、FINEチューニングモードとなり、±1KHz(10Hzステップ)の微調が出来るようになります。
これは一見便利なようですが、例えばアマ無線を聞く場合など、同調ツマミを何度も押し込んで切り替えねばならず、使い心地は悪いです。
★局メモリ
本機の局メモリは100バンクx7局で、合計700局のメモリが可能です。
更に、各バンクごとにラベル(名前)も登録可能で、大変便利にメモリ管理を行う事ができます。
ラベルは英数記号が使え、最大8文字迄です。
★スキャン機能
スキャン機能は前作G3でも有りましたが、なぜかAIRバンドだけはスキャン出来ないという悲しい仕様でした。
本機ではようやくAIRバンドもスキャン可能となり、おまけにスケルチも付いてきます。
まぁ実際問題、スキャンも出来ないAIRバンド受信機なんて、実用性ゼロですよね(笑)
スケルチはOFFまたは1~5で閾値の設定が可能です。
★液晶バックライト
昔のモノクロ液晶を分解して、中の偏光板を裏表ひっくり返せば、本機のような白黒反転液晶が出来上がります。
他社製品が、このような液晶をあまり採用しない理由は、バックライト制御方法に一工夫必要だからです。
話を戻しまして、本機のバックライト制御方法、ちょっと腑に落ちず、イマイチ関心しません。
バックライトの明るさは、LIGHTスイッチを押す度に、明るい-普通-暗い-OFF の4段階切り替えです。
ここは普通の人なら
【ラジオON時】暗い
【ラジオOFF時】OFF
と設定したいところですが、これが不可能で、
つまり、ラジオON時とOFF時は別々の設定に出来ないんです。
【ラジオON時】暗い と設定すれば
【ラジオOFF時】暗い
となってしまうんです
何とラジオを切ってもずっと暗く光ってるんですよ、電池勿体無い(笑)
もちろんLIGHTスイッチを操作すればOFFには出来ますけど、
Eton社は、何でこんな仕様にしたのでしょうか…
夫「Etonの責任者出て来い!」
妻「あんた、ホンマに出て来はったら、どないするねん!」
夫「謝ったらしまいや。。。お母ちゃんゴメン」
つづく