2009 年 11 月 4 日 のアーカイブ

ロケール(完成編)

2009 年 11 月 4 日 水曜日

前回の記事で webOS のシステムロケールを ja_jp にする方法を解説いたしましたが、この方法ですとマシンが「Japanese」に固定されてしまいますので、余り良い方法とは言えません。

本来は、Language Picker に「Japanese」の選択肢を追加出来れば、それが一番スマートな方法です。
しかしながら、キャリアごとに許可するロケールを列記したファイルが見付けられず、ボクは半分諦めかけていました。

ところがです、本日コメント欄で関野さんから情報を頂いたお陰で、この問題が一気に解決いたしました。
それでは Language Picker で、マシンが元々サポートするロケールのメニューに「Japanese」を追加する方法についてレポートいたします。

■キャリアごとの違い

現在、日本国内に有る Palm Pre は Sprint版、もしくは O2版です。
以下に、各キャリア版で標準サポートされるロケールについて、まとめてみました。

☆ Sprint版が標準でサポートするロケール

ランゲージ カントリー ロケール
英語 米国 en_us
スペイン語 米国 es_us

☆ O2版が標準でサポートするロケール

ランゲージ カントリー ロケール
ドイツ語 ドイツ de_de
英語 英国 en_gb
英語 米国 en_us
英語 アイルランド en_ie
スペイン語 スペイン es_es
スペイン語 米国 es_us
フランス語 フランス fr_fr
イタリア語 イタリア it_it

■Language Picker に「Japanese」の選択肢を追加する方法

(作業手順)

(1)以下より、お使いのマシンに合った locale.txt をダウンロードしてください。

Sprint版をお使いの方
Sprint版 locale.txt のダウンロード

O2版をお使いの方
O2版 locale.txt のダウンロード

(2)解凍した locale.txt は、以下のフォルダへ上書きコピーして、マシンをリブートしてください。

/usr/lib/luna/customization

(3)以下のように、Regional Settings アプリの選択肢に Japanese が追加されます。

※キャプチャ画像はSprint版の場合です
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